ピーコ、野村宏伸と29年ぶりの再会で涙「うれしいことはうれしい」の画像
ピーコ、野村宏伸と29年ぶりの再会で涙「うれしいことはうれしい」の画像

 2月23日放送の『爆報!THEフライデー』(TBS系)に、タレントのピーコ(73)が出演。かつて恋をしていた俳優の野村宏伸(52)と、涙の再会をはたした。

 この日は、ピーコがVTRで登場し、29年前に経験した禁断の恋について語った。番組の説明によると、1987年、ある番組の収録後に野村を見かけたピーコは、すぐに連絡先を交換して食事に誘ったという。初めて食事をした際の様子について、ピーコは「会って話してたら、とてもやさしくてすてきな人で、ただ、ぼーっとして顔を見てた」と振り返った。

 そんな野村に、ピーコは恋心を抱くようになり、週1回のペースで食事をごちそうした他、洋服もプレゼントするなどメロメロになったそうだ。幸せの絶頂にいたピーコだったが、マリグナント・メラノーマというがんが左目に発症。腫瘍の大きさが1センチを超え、脳に転移する可能性が高かったことから、左目の眼球を摘出することになった。

 命の危険まで感じたピーコは「入院しているときに、(野村から)写真を1枚もらって、ずっと病室に飾っていた。野村君の写真があったから、目を取ってもあんまり悲しくなかった」と告白し、感慨深げな表情を浮かべた。野村の写真に見守られながら受けた眼球摘出手術は無事に成功したが、この手術をきっかけに、ピーコは「これからは野村君なしでも生きていけるようにしなきゃ」と恋心を封印し、あえて身を引いたのだという。

 当時の様子をしみじみと語るピーコだったが、そんな彼の前に野村がサプライズで登場。野村は番組スタッフからの事前の取材に対し、「ピーコさんが目の手術をして、そこぐらいから会わなくなった。お見舞いに行かないとなと思っていたんだけど、なかなか行けなくて、会いづらくなった」「ずっと引っかかってる感じがあった」と明かしていたが、ピーコを見ると、大声で「ピーコさん!」と叫び、本人を驚かせた。

 そして、野村が「目を取ってしまって、どういうふうに接していいか分からなくて……」と当時を振り返ると、ピーコは「“野村君は何をしてるんだろうな?”と思いながら生きてたから、(再会できて)うれしいことはうれしい」と29年ぶりの再会に涙を流していた。しかし、その後、野村から2015年に再婚したことを伝えられるとワイングラスをあおり、「飲まずにやってられないわよ」と悔しそうに言い放っていた。

「目の手術を乗り越えたピーコですが、野村もかつて自身の慢心が原因で俳優としての仕事が激減し、それを乗り越えてきた過去があります。それらの経験があったからこそ、久しぶりの再会は、感慨深いものだったのではないでしょうか」(芸能誌記者)――あらためていい関係を築けそうです。

本日の新着記事を読む