■ブルゾンちえみの“WithB”として活動するブリリアンを一喝

 一方の梅沢も、歯に衣着せぬ自由な発言が、多くの視聴者に支持されている。「梅沢さんの発言は、頑固オヤジ、人情オヤジのそれ。その多くは、世間に対する怒りと、少しの下心。実に人間臭く、かわいらしくも見えます。ただ、言っていることにはウソがなく、誰もが思っている本質をズバリと貫いていることが多い。それが共感を呼び、意見に耳を傾けたくなるんです」(前同)

 昨年4月、ゲスト出演した『バイキング』で、闘病中だった小林麻央さんのブログに誹謗中傷コメントが寄せられることを取り上げた際には、「そんなこと書くんなら、名前と住所と電話番号くらい載せておけ!」と激怒。これでネット上には、「梅沢富美男が言いたいことを全部言ってくれた」と、ご意見番の一喝に賛同する声が溢れた。

 また、同5月に出演した『深イイしゃべくり毒舌合体SP』(日本テレビ系)では、女性に対する、こんな発言が話題になった。「梅沢は、本人も“これまでの浮気回数は80回”と公言する女好きの遊び人ですが、その女性観を“背中にちょっと肉がつく頃。胸の位置もちょっと下がる頃が一番色っぽい。抱いていて美味”と語ったんです。セクハラとも取られかねない発言でしたが、逆に世の女性から“自信がついた”と歓迎されたくらいです」(芸能記者)

 2月3日放送の『欽ちゃん&香取慎吾の第95回全日本仮装大賞』(日本テレビ系)では、ブルゾンちえみとともに“WithB”として活動するお笑いコンビのブリリアンが番組史上初の「0点」を叩き出すと、審査員の梅沢は露骨に不機嫌な顔を見せ、「正直に言え! 何回くらい練習したんだ?」と公開説教。その迫力にビビリまくりのブリリアンが、消え入りそうな声で、「5回くらい……」と答えると、「帰れ!」と一蹴した。「これは毒舌に見えて、自分の怒りオヤジキャラを利用し、スベったブリリアンをイジることで救ったナイスプレイだったんです。好き勝手にやっているように見えて、こうしたバラエティ番組を盛り上げるツボを心得ているのが、梅沢さんのスゴいところ。芸能界広しといえど、芸人以外で、こんな立ち回りができる人は他に見当たりません」(前出の放送作家)

 件の相撲協会の暴行事件では、「オレだって、言うことを聞かせるために弟子を殴ったことは何度もある。そりゃそうですよ、悪いことをしたやつには言い聞かせないと」と、暴力を肯定するようなキケンな発言も。一部には非難する声もなくはないが、「偽善的コメントで済ますこともできるところを、嫌われても批判されても、正直に自分の意見を言い切る潔さが、逆に好感を持たれるんです。こうなると、もう無敵ですよ」(渡邉氏)

 我々の代弁者でもある2人のオヤジが、新番組でテレビ界に、どんな風を吹かせてくれるか楽しみだ。

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