「俺が知ってる小倉智昭さんのこと」渦中の画家が独占告白の画像
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「小倉智昭(70)さんは、俺にとって父親のような存在です。俺はあの事件は完全にハメられたと思っていて。結果的に小倉さんも巻き込んでしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と語るのは、元俳優で現在、主に画家として活動をする庄司哲郎氏(51)だ。庄司氏のことは、週刊文春2 016年9月8日号の見出しを見れば思い出す読者の方も多いのかもしれない。

■薬物で逮捕されて…

  事件、報道を振り返ると、16年8月25日夕刻、庄司氏は、関東信越厚生局の通称、マトリによって、自宅マンションにて薬物違反(所持)の容疑で逮捕された。その1週間後の前述の文春では、逮捕当日昼に、庄司氏と小倉(と小倉のマネージャーと運転手)が食事をしていたことも報じられたのだ。「小倉さんと庄司氏は、かつて同じ芸能プロに所属していましたが、つきあいはその前からあったそうです。小倉さんは当時から彼の画家としての才能を評価し、一時は息子のようにかわいがっていたといいます」(芸能プロ関係者)

 文春は2人が同じ事務所に所属していた頃、小倉から庄司氏に毎月50万円の金銭的援助があったとも報じているが、今回、庄司氏は本誌に、小倉との本当の関係をこう明かす。「援助では決してないですよ。俺は事務所から給料をもらっていませんでした。それで小倉さんと話し今後、俺が絵を描いて小倉さんに提供していく代金を、毎月の給料のような形でもらっていたんです。これまで描いて小倉さんに渡した絵の数は、20~30枚になると思います」(庄司氏=以下同)

 冒頭、庄司氏は「あの事件はハメられた」と話したのだが、そのことについてもう一度、真意を問うと、「俺の中では、自分をハメた人物を特定できています。このまま泣き寝入りは一切できないと思っています」

 16年8月25日に逮捕された庄司氏。同年10月28日から17年3月24日の判決(東京地裁)まで、計6回の裁判に臨んだという。なぜ、そこまで長引いたのか。「俺が一貫して無罪を主張したからです。だって俺は(薬物を)やっていませんから。結果的には懲役2年、執行猶予3年の有罪判決が出て、控訴も棄却されてしまったんですが……」

■取り調べの際、アイドルや歌手の名前も…

 拘留中の厳しい取り調べの際には、こんなことも。「取調官が今後、逮捕を狙っているという芸能人の名前を挙げ出したんです。芸能界はそういうところだ。だから、お前もやっているんだろう、と詰められたこともありました」

 そこで挙がった名前は驚くべき大物ばかりだった。国民的女性歌手A、元国民的アイドルグループのB、紅白やバラエティにも出演するカリスマアーティストC、D、元アイドルグループで現在、ママでもある歌手のE――。「映画などで活躍する俳優のFさん、Gさんに関しては“お前と共演しているな。一緒にやったことがあるのではないか”とも疑われました。ただ自分は他のクスリをやる芸能人のことは一切知りませんし、本当に思い当たるフシもないので一切、無言で何も話しませんでした」

 庄司氏は最後に改めて、小倉との関係について言及してくれた。「小倉さんは今でも俺のことを心配してくれています。事件以来、一度も会ってはいません。ただ、メールはときどきしています。先日も、小倉さんが“今、韓国の平昌に来ている”と教えてくれました。今でも芸能界の父親のような存在だと思っていますし、昔のような関係に戻れるのが一番いいんですが……」

 小倉から届いたというメールを見せながら、庄司氏は、真剣な眼差しで記者にそう語ったのだった。

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