夏木マリ「キャバレー回りを8年間」劣悪すぎた不遇時代

 2月27日放送の『チマタの噺』(テレビ東京系)に、女優でミュージシャンの夏木マリ(65)が出演。若かりし頃に苦労したエピソードを語った。

 夏木は73年に歌謡曲でデビュー。しかし、当時はイベンターがいなかったため、仕事先の現場について「怖い人もいたし、いろんな人もいたし。だからもうクチャクチャで」「言えないけどテレビで。言いたいけど」と苦笑しながら、当時の苦労を振り返った。

 夏木はキャバレーを8年間回っていたといい、ホステスがいる中でのついでのショー扱いで、キャバレーの客について「全然見てくれないですよ」と回顧。そんな扱いに慣れていたため、「初めて劇場をやったときは皆こっち向いていたから、ビックリした! 袖引っ込んだ、怖くて」と、笑いを誘っていた。

 司会の笑福亭鶴瓶(66)が、自身もキャバレーに営業に行った際、現場で客が芸を見なかったため腹が立って揉めたという話をすると、夏木は「私ね、揉める勇気もなく、ふてくされて8年間やってましたよ」と語った。

 そして鶴瓶が「8年てすごいな」としみじみ感じ入ると、夏木は「取材で“どうしてやめなかったんですか?”って聞かれるんだけど、やめる元気もなかったね」「いい言い方すればルーティーンで、サラリーマンみたいに、毎日いろんなキャバレー行って、どんどん歌がヘタになってくわけですよ」とコメント。客は歌を聞かない、演奏するミュージシャンも寄せ集め、と劣悪な環境だったため歌のスキルが落ちていったという。

 そんな中、夏木は勇気を振り絞ってミュージシャンに「すいません、音違ってませんか?」と間違いを指摘したことがあったという。すると「分かってるよ。これ吹いてたら(吹けてたら)東京行ってんだよ」と開き直られたそうで、夏木は「“そうですよね”みたいに媚び売って。でもこんなの我慢できないって思って。30(歳)近くになったときに、イメージ違うと思ってやめたの」と、キャバレーの仕事をやめた経緯を語った。

「夏木マリさんはデビュー後、かなり苦労されていたようですね。その苦労が実ったのか、現在は企画から構成、演出、出演まで自ら手がける舞台表現『印象派』が海外でも高い評価を獲得。65歳とは思えない美しさと、ファッションセンスの高さ、自由なライフスタイルは、ハイエイジの女性の憧れとなっています」(女性誌編集者)――芸能界で生き残るのは大変!

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