2月28日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)に、サンドウィッチマンの伊達みきお(43)と富澤たけし(43)が出演。仲良しで知られる二人が、MCの東野幸治(50)らに意外なエピソードを披露した。
サンドウィッチマンに対し視聴者が抱いている疑問は「ケンカしたことないの?」で、伊達はこれに「本当に一度もケンカしたことはありません」と断言。すると、ひな壇ゲストで出演していたナイツの土屋伸之(39)が「楽屋とかでも、二人そろってるときは、キャッキャ楽しそうにしてるんですけど、伊達さんが隣の楽屋の芸人のところに遊びに行くと、富澤さんが露骨につまらなそうな顔をする」と証言した。
これを受けて伊達は、楽屋でのエピソードを披露。いつもは二人で1つの楽屋なのだが、スタッフが気を遣ってそれぞれ別の楽屋を用意してくれたとき、伊達が壁を「トントトトントン」と叩くと、富澤が隣の楽屋から壁を「トントン」と叩いて返事してくれるという。コワモテなオジサン二人の、この異様な仲良しぶりに、ナイツの塙宣之(39)は「怖っ!」と声を上げ、スタジオからも驚きの声があがった。
■ウケすぎて収録が失敗!?
続けて、サンドウィッチマンがブレイクするまでの、“運命の分岐点”を振り返っていくことに。その1つが2005年5月、大人気ネタ番組『エンタの神様』(日本テレビ系)の出演をはたしたことで、二人の知名度は一気にアップし、他の番組から出演依頼が来るようになったという。伊達は『エンタの神様』で初めて披露した“ピザ屋さん”のコントの際、「それがウケにウケて、(胸元につけた)ピンマイクにお客さんの声が入っちゃったから、“撮り直ししてくれ”と」と、観覧客の笑い声が大きすぎてコントの音声がうまく撮れなかったというエピソードを紹介し、東野らを驚かせていた。
「伊達は“30歳までに全国ネットでネタができなければ解散して実家帰ろう”と、富澤と約束していました。『エンタの神様』に出演したのが、ちょうど二人が30歳のときなので、もし『エンタの神様』がなければ、ブレイクすることなく消えていたかもしれませんね」(お笑いライター)――チャンスをつかむのも、売れっ子芸人の条件!