今回のテーマは「ニックネーム」。自分が子どもの頃、なんと呼ばれていたかを懐かしく思い出しながら、問題にトライしてみてください。（文中敬称略）
【Ｑ１】ゴクミは、寅さんをなんと呼んだ？
映画『男はつらいよ』シリーズの主人公「寅さん」こと車寅次郎は、劇中で実にいろいろな呼ばれ方をしています。初期は一定ではありませんでしたが、回を重ねるにつれて、レギュラー出演者ごとに独自の呼び方が確立されていったのです。
さくら（倍賞千恵子）は一貫して「お兄ちゃん」。その夫の博（前田吟）は「兄さん」、息子の満男（吉岡秀隆他）は「おじさん」。おいちゃん（下條正巳他）は「寅」、おばちゃん（三崎千恵子）は「寅ちゃん」と親族内でバラバラ。御前様（笠智衆）に限り、おいちゃんの呼び方と重複し「寅」。そして、弟分の源公（佐藤蛾次郎）は「兄貴」と呼びました。実は主要レギュラーで「寅さん」と呼ぶのはタコ社長（太宰久雄）と娘のあけみ（美保純＝７作品に出演）だけだったのです。シリーズ終盤になると、満男のガールフレンド・泉（後藤久美子）がレギュラーとなります。彼女もまた、寅次郎を他とは違った呼び方をしていました。さて、それは次のどれ？
- （１）おじちゃま
- （２）寅おじさん
- （３）寅次郎さん
【Ｑ２】まるで怪獣のようなニックネームの由来は？
２１世紀の日本には、各地に数え切れないほどのアイドルグループが存在します。そのため、どうしてもニックネームの重複がみられます。たとえば、「舞」「麻衣」の愛称は、「まいまい」となりがち。ＡＫＢ４８、ＳＫＥ４８、乃木坂４６の元メンバーにそれぞれ「まいまい」がいます。
一方で、他とは重複しそうもない、個性派ニックネームもあります。Ｘ２１というユニットにいた大西亜玖璃の「アグメーション」がそのひとつ。また別なグループには、「だんばらん」という、まるで特撮番組に出てくる怪獣名のようなニックネームを持つメンバーがいます。さて、その由来として正しいのは、次のどれ？
- （１）三段腹の持ち主だから
- （２）『ウルトラＱ』に登場する同名怪獣に似ているから
- （３）苗字が「だんばら」というから
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