３月５日放送の『成功の遺伝史５』（日本テレビ系）に、平昌五輪の男子フィギュアスケート金メダリストの羽生結弦選手（２３）が登場。羽生選手が影響を受けた意外な人物が明らかになり、視聴者の間で話題になっているようだ。
同番組は、世界に誇る日本人の原点を探るため、影響を受けた人物を徹底取材するという内容。番組に登場した羽生選手は、自身が影響を受けた人物として、狂言師の野村萬斎（５１）の名前を挙げた。
羽生選手は、子どもの頃から萬斎の大ファンで、子ども向け番組『にほんごであそぼ』（ＮＨＫ Ｅテレ）などで萬斎の活躍をよく見ていたという。
また、映画『陰陽師』で、萬斎が演じる安倍晴明が呪文を唱える際に、人差し指と中指を口もとに立てる独特のポーズが登場するが、羽生選手はこのポーズを平昌五輪のフィギュアスケートの演技冒頭の振付に取り入れ、衣装も安倍晴明をイメージして作ったという。
そして番組では、２０１５年８月に羽生選手と萬斎が対談を行ったＶＴＲも紹介。対談に際して、羽生選手は「マジ緊張する、ヤバイ」「本当緊張する」と、憧れの人物を前に落ち着かない様子。さらに萬斎が演技の実例を見せながらアドバイスを送ると、羽生選手は「すごいなぁ、すごいところに来てるな、俺」「おそれ多いんですよ、本当に今」と、いつになく動揺を隠せないでいた。
そんな羽生結弦選手が明かした“憧れの人物”には、放送後大きな反響が。ネットには「なんとなく動きが似てると思ってた」「至るところに陰陽師の萬斎さんの振りが取り入れられてるよね」「羽生君の指先までの神経の細やかさは、萬斎さんの影響だったのか！」「演技では冷静な羽生君が取り乱すほど、萬斎さんからの影響は大きいんだね！」と、驚きと納得のコメントが多数上がっていた。
「『成功の遺伝史５』の中で一部紹介された、羽生結弦選手と野村萬斎の対談は、２０１５年９月放送の『ｎｅｗｓ ｅｖｅｒｙ．』（日本テレビ系）で放送されたものでした。このシーズンで羽生選手は『陰陽師』をテーマにした新プログラムを取り入れており、羽生選手たっての希望で実現した対談だったようですね。親子ほど年齢の離れた二人ですが、萬斎は演者としての極意を、羽生選手に惜しみなく伝授していましたね」（テレビ誌ライター）――憧れの存在も偉大だった！
ツイート
シェア
LINEで送る
