『BG』木村拓哉のマトリックスばりアクションに「もっと見たい」の声の画像
『BG』木村拓哉のマトリックスばりアクションに「もっと見たい」の声の画像

 ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)が3月15日の第9話で最終回を迎える。初回から話題になっていた、主人公を演じる木村拓哉(45)のアクションシーンについて、ファンから「もっと見たい」と期待の声が上がっているようだ。

 同ドラマは、身辺警護課に所属する木村演じる島崎を中心に、武器を持たずに依頼者を警護する民間のボディガードたちの奮闘を描いたアクションエンターテインメント。3月8日放送の第8話で身辺警護課は、偶然居合わせた発砲事件により、課長の村田五郎(上川隆也/52)を亡くした。

 村田を撃った犯人は、五十嵐民事党幹事長(堀内正美/67)からの「きれいに死ね!」という挑発に乗って発砲したのだが、一部始終を見ていたのは警察と島崎、そして立原厚生労働大臣(石田ゆり子/48)だけだった。しかし事件後、警察は“村田たちが逆上した被疑者をあおった”とマスコミに向けて説明し、村田は世間から「勘違いボディガード」というイメージで見られ、警護課は依頼のキャンセルが相次いだ。後日、島崎の前に現れた立原大臣は、事件当時の様子を知る島崎が、口封じのために誰かから狙われる可能性があると忠告した。

 そしてある日、島崎が1人で警護課の事務所を出た瞬間を狙い、バイクに乗った2人組が襲いかかる。バイクの後ろに乗っていた1人がバールを振りかぶると、島崎はとっさに後ろにのけぞって攻撃を回避。その場に高梨(斎藤工/36)が駆けつけると、2人組はそのまま走り去ってしまった。

「今回のアクションは、この島崎の“のけぞり”と、カップラーメンの新作発表イベントを警護するシーンで、一般人をチョチョイと追い出すシーンぐらい。初回からアクションが見どころのドラマですが、回を追うごとに小ぶりになっている印象があります。次回は最終話ですし、とっておきの派手なアクションに期待したいですね」(テレビ誌ライター)

 一瞬ではあったが、第8話での島崎のアクションも視聴者には好評だったようで、「のけぞり方がマトリックス並」「キムタクが一瞬だけマトリックスだった」と、映画『マトリックス』の主人公のようだったという感想がネットに上がった。

 しかし、最終話前にアクションが控えめになっていることに不満な人もいるようで、「ドラマにだんだん緊迫感がなくなってきた」「元奥さんにカップラーメンの社長……警護対象が地味すぎないか」「アクションがもっとないと見ていられない」といった声も目立った。

 第3話では50メートルの高さの橋の上で過激なアクションが登場し、話題となったドラマ『BG』。最終話で、そのインパクトを越えるアクションが見られるか、期待したいところだ。

本日の新着記事を読む