長嶋茂雄氏、オリンピックは「勝って金メダル」侍ジャパン稲葉篤紀監督にエールの画像
長嶋茂雄氏、オリンピックは「勝って金メダル」侍ジャパン稲葉篤紀監督にエールの画像

 3月10日放送の『82歳、長嶋茂雄の今』(日本テレビ系)で、2月20日に82歳の誕生日を迎えた、元プロ野球選手で読売ジャイアンツ終身名誉監督の長嶋茂雄氏が、14年前に脳梗塞で倒れたときの心境などを語った。

 現在、長嶋氏の一日は、朝の散歩から始まる。休むことなく30分歩くのだが、歩くスピードは密着したカメラマンも驚くほど速い。散歩の後は、脳梗塞で倒れて以来続けているリハビリに励み、当初はまったく動かなかった右半身が驚異的な回復をしているという。リハビリを続ける理由について、長嶋氏は「84歳のときに東京五輪があるから、負けるもんか」という気持ちがあると語った。

 2020年の東京オリンピックで復活する野球日本代表の稲葉篤紀監督(45)との対談では、かつて日本代表チームがアテネオリンピックの予選を勝ち上がったものの、開催の約5か月前に脳梗塞で倒れてしまったことについて言及。長嶋氏は当時について、「病に倒れて、周りもドクターも“無理だ”と(言ったが)、そんなことは言わず“俺は行く”」と、どうしてもアテネオリンピックで指揮を執りたかったと告白した。

 さらに長嶋氏は「倒れて2、3週間後には、僕は走る気持ちがあったんですよ。“行く”と最後まで言っていたが、ドクターに“もうこれ以上いったら僕は分かりません”と言われ、“いよいよダメだ”と諦めた」と振り返った。続けて、「オリンピックは、やっぱり世界の王者に立つと。ましてや、日の丸を常に背に受けて持っている以上、勝って金メダルを持ってくる」ことだと、稲葉監督にエールを送った。

「脳梗塞の後遺症が残っている長嶋氏ですが、“ミスター”としてのカリスマ性は健在です。きっと、2年後の東京オリンピックでは、侍ジャパンを力強く激励している姿が見られるはずです」(スポーツ紙記者)――長嶋氏の姿は、リハビリに頑張っている人たちの励みにもなっています!

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