『もみ消して冬』最終話、“バッドエンド”に不満続出「もみ消してよ!」の画像
『もみ消して冬』最終話、“バッドエンド”に不満続出「もみ消してよ!」の画像

 ドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)の最終話で、山田涼介(24)演じる主人公が、警察に逮捕されて前科一犯の犯罪者になってしまった。これまで“なかった”ことにしてきた問題が公になり、北沢家が落ちぶれるという結末に、ガッカリした視聴者が多かったようだ。

 山田演じる北沢秀作は、エリート一家の末っ子として、これまで北沢家の不祥事を数々もみ消してきた。しかし、突如現れた吉田邦夫(加藤諒/28)という人物が、自分たちは生まれてすぐに取り違えられた子ども同士だという衝撃の事実を暴露。家族会議で二人を入れ替えて生活することが決まり、兄の博文(小澤征悦/43)と姉の知晶(波瑠/26)にさんざん虐げられてきた秀作は、新しい生活の心地よさを味わっていた。

 邦夫も北沢家の生活に満足しており、二人はこのまま籍を入れ替えて生活することを決断。しかし北沢家では、私立中学の学園長を務める父の泰蔵(中村梅雀/62)が、脅迫される事件が起こり、邦夫は泰蔵から脅迫のネタである密会現場の写真を抹消するよう言いつけられる。

 事件を知った秀作は、自分には関係ないと、最初は素っ気ない態度をとるが、育ててもらった恩を返そうと思い直し、写真が保管されている探偵事務所に潜入。そこで、同じく写真を盗みに来た邦夫と鉢合わせ、油断している隙に二人とも警備員に見つかり、警察に取り囲まれる。二人の立てこもりは、テレビカメラまで駆けつける大事になり、秀作は邦夫だけでも助けようと、邦夫を人質に仕立てることに。結果、SIT隊員の突入により秀作は確保され、拘留所暮らしを余儀なくされてしまう。

 これにより、北沢家の信頼は失墜し、父は学園長を辞任。兄も姉もエリートコースから外れ、以前のような優雅な生活とはかけ離れた暮らしになってしまった。ハッピーエンドとは、ほど遠いこの展開に、放送直後からネット上には不満の声が続出。「急なバットエンドでついて行けなかった」「最後の事件までもみ消してよ!」「秀作の失ったものが大きすぎる」「全然楽しくないオチだった……」といった感想が多数上がった。

「番組公式サイトでは、クランクアップを迎えた出演者からのメッセージが掲載されています。中村からは、撮影の思い出とともに“まだ、春、夏、秋が残っておりますね”とコメント。ぜひ続編を作ってハッピーエンドを見せてほしいものです」(テレビ誌ライター)

 転んでもタダでは起きない北沢家に、再び会える日が来るかもしれない。

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