auかソフトバンクか？ 春の「好きなテレビCM」ランキング！

　民放のテレビ放送で必ず目にするＣＭは、商品やサービスを印象づけるため、かなり凝った内容で、肝心のテレビ番組以上にインパクトがあるものも多い。そこで今回は、現在放送中の「テレビＣＭで、一番好きなもの」を２０～５０代の男女各世代２５人ずつ、合計１００人に聞いてみた。

　まず第３位は、ソフトバンクの白戸家”シリーズ。ソフトバンクのさまざまなプランを紹介するＣＭで、白い犬のお父さんがいる白戸家を中心にしたストーリーを展開している。すでに１０年以上の歴史がある長寿ＣＭで、芸能人だけではなくプロサッカーのボルシア・ドルトムントに所属する香川真司選手や、映画監督のクエンティン・タランティーノなどが出演したことでも話題になった。２月から放送されている新ＣＭには、ブレイク中の俳優、竹内涼真など新キャストも出演しており、よりにぎやかになった。このＣＭには「飽きない」（４０代／女性）という声の他、「犬がかわいい」（３０代／男性）など、北大路欣也が声を務めるお父さん犬の人気も高かった。

　続いて、第２位は格安スマホや格安ＳＩＭのＵＱ　ｍｏｂｉｌｅがランクイン。ＣＭには長女に深田恭子、次女に多部未華子、三女に永野芽郁が三姉妹役として出演している。この三姉妹が人気なのかと思いきや、「ガチャピンとムックが効いてます」（３０代／女性）など、母親役であるピンクのガチャピンや父親役のブルーのムックの人気も高いようだ。もちろん三姉妹も人気で、「深田恭子さんが静止画で動かないのが新鮮で面白い」（５０代／女性）や、「多部ちゃんがかわいいい」（３８歳／男性）などの声も多かった。

■松田翔太に濱田岳……あのＣＭが第１位に！

　そして圧倒的な人気で第１位に輝いたのは、ａｕの三太郎”シリーズ。「昔話の英雄たち。実はトモダチだった」というコンセプトで、桃太郎（松田翔太）、浦島太郎（桐谷健太）、金太郎（濱田岳）の“三太郎”の他、鬼（菅田将暉）、かぐや姫（有村架純）らが繰り広げる、軽妙なかけあいが話題になった。このＣＭを選んだ理由には「ストーリーの展開が面白い」（１０代／女性）という意見が圧倒的多数。他には、「キャラが立っている」（３０代／女性）、「旬な俳優や女優が仮装してるから」（５０代／男性）など、話題の出演者たちの個性を生かしたキャラＣＭとして注目されているようだ。

　ジャンルもいろいろで、たくさんのＣＭがある中で、上位３位が携帯電話のＣＭだったというのは驚きだ。白戸家、ＵＱ三姉妹、三太郎は、どれもシリーズとなっている。ストーリーやキャラ設定がしっかりしており、もっと続きを見たいと、視聴者の興味を引くところがポイントなのかもしれない。

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