ヒカキン「撮影2時間に編集6時間」過酷な動画制作を続ける理由とは

 3月19日放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)に、ユーチューバーのヒカキン(28)が出演。密着取材の中で、ユーチューブにさまざまな動画を投稿して収入を得ていく仕事の裏側を見せた。

 今回の放送は、“新しい仕事SP”と題して、ヒカキンの他、プロゲーマーやデータサイエンティストに密着取材をするという内容だった。ヒカキンが制作した動画の再生回数は、これまでに79億回以上、チャンネル登録者数は1100万人を超えて日本一と紹介され、2017年の冬、ヒカキンの仕事場兼自宅に、初めてカメラが入った。

 ヒカキンが専業で動画の投稿を始めたのは、約6年前。企画から出演、撮影、編集と膨大な作業を一人で行っている。“ビートボックス”や“ゲーム実況”など、4つのユーチューブチャンネルを運営していて、投稿した動画とともに流れる広告の再生回数などによって収入が決まるという。1番人気が高いのは、話題のグッズを使ってみる“グッズで遊ぶ”チャンネルで、巨大なタコ焼きを作る動画は1400万回以上再生されている。

 午後4時30分、翌日公開予定の動画を撮影開始。内容を事前に決めず、思いつきでどんどん展開させていった。ユーチューバーの中には過激な発言や表現で再生回数を伸ばそうとする人がいるが、ヒカキンはそれをしないそうで「誰が見ても嫌な気持ちになんないようにしなきゃ」「(炎上って)大丈夫っしょとか、むしろ何も考えないで調子こき過ぎると、案外、楽しく見られない人がいたりするんですよ」と冷静に分析した。

 撮影が2時間ほどで終わると、映像選びから効果音、テロップ入れなどの編集作業が6時間。7分の動画が完成した。ここ1年で投稿した動画は500本以上。周りからは「分業制にしないと体がもたない」と言われているが、ヒカキンは、それでは自分の思いを伝えきれない気がするため、すべて一人で行っているという。

 さらに「人に任せ、まあ70%ぐらいの出来だけど、これで空いた時間で何かしようっていう、方向性も全然あるんですね。ただ、ずっと100%で作ってきたものが70%に薄まった瞬間に、少し今まで全力で伝えてきたものが、落ちちゃうのが残念って思っちゃうんですよ」「本当のファンはすごいガッカリするじゃないですか。ちょっと違うだけで気づいちゃうんですよね」と、ヒカキンは動画作りへの思いを語った。

「炎上を避けようと対策しているヒカキンですが、放送直前の3月18日には自身のツイッターに殺害予告が送られてきたとして、“僕が証拠を持って警察に行けば捕まる内容なので、気をつけて下さいね”などと、送り主に注意を喚起しています。ユーチューバーの中ではトップの人気があるヒカキンですが、その地位を維持するために、大変な努力をしているようです」(芸能誌記者)――楽してお金は稼げません!

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