許せない! 女性に手を上げた男性芸能人のリアル事件簿

 一時的な怒りにまかせた、理不尽な暴力事件。もちろん許されるものではないが、女性を傷つけるとなると、もはや言語道断。しかし、残念ながら、許されざる暴力で女性を傷つけてしまった芸能人は意外に多い。

 女性に手を上げた芸能人として、まず最初に浮かぶのが元お笑いタレントの島田紳助氏だろう。2004年10月、島田氏が所属していた吉本興業の女性社員の態度が悪かったとの理由で暴行してニュースになった。島田氏は最初の会見で「自身が10対0で悪い」と反省した上で、暴行の内容を「平手で1回叩いた」と語っていたが、関係者のインタビューで暴行の真実が明らかになってしまう。「4、5発殴る、壁に叩きつける」「リュックで叩いた」「ツバを吐きかけた」と、本人の会見とは異なる内容が明かされたのだ。事件は被害女性が加害者の島田氏と吉本興業に損害賠償を求める民事訴訟となり、その後、東京高裁で和解が成立した。島田氏は事件後に2か月の謹慎をして復帰。人気司会者として活躍したが、この事件でどこかダーティなイメージがついてしまった。

 暴力沙汰で逮捕までされた芸能人もいる。16年5月、交際相手の女性に暴行を加えケガを負わせたとして、千葉県警に逮捕されたのが俳優の真木蔵人だ。真木は1993年にも当時交際していた、モデル女性への暴力が問題になるなど、過去にも女性への暴力で騒ぎを起こしている。16年の事件に関しては、女性が携帯電話を操作しているのを見て、腹を立てて暴力を振るい始めたため、逃げ出した女性が近くの店舗に助けを求めて110番通報をしたのだという。真木は容疑の一部を否認しており、結局、この事件は不起訴処分に終わっている。

 二世芸能人という点では、真木蔵人とも共通しているが、女優の三田佳子の息子である俳優の高橋祐也は、過去に薬物の所持で3度逮捕され、17年9月には暴力騒ぎも起こしている。女性週刊誌『女性自身』(光文社)で、交際していた元アイドルグループのメンバーだった女性が「暴力を振るわれた」と交番に駆け込んだことが報じられた。母親の三田佳子は17年夏に放送されたドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で、「子育てで後悔しない母親なんていないわよ」という名ゼリフを吐いていただけに、なんともいたたまれなかった。

 これらの事件は女性による告発で明るみに出たが、もし女性たちが黙っていたら発覚することはなかっただろう。昨今は女性がセクハラなどを自ら訴える“MeToo”運動が盛り上がっているが、女性への暴力をなくすためには、やはり自ら訴える勇気が必要なようだ。

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