新垣結衣
新垣結衣

 テレビドラマは、約3か月周期で新しいものが放送されている。その中には、視聴率も高く、社会的なブームを巻き起こす人気ドラマも多い。視聴者は放送を毎回楽しみにしており、最終回を迎えても、さらなる続編を望む声があがることもしばしば。そこで今回は「“続編が見たい”テレビドラマ」について、20~40代の男女各世代、合計100人に聞いてみた。

 まず、第3位には山下智久主演の『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』(フジテレビ系)がランクイン。フライトドクター候補生や指導医など、ドクターヘリに携わる人々の奮闘や葛藤を描き、2008年に第1シリーズ、10年に第2シリーズ、そして17年7月に第3シリーズが放送された。新垣結衣戸田恵梨香など豪華キャストも話題となり、平均視聴率は14.6%を記録している(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。選んだ人からは「医療の現場の緊迫感を感じた」(20代/男性)、「みんなのチームワークが見所」(10代/女性)という、評価があった。さらに、続編に期待することとしては「みんなの成長が見たい」(10代/女性)、「新しいキャストにも期待」(20代/女性)など、登場する人物それぞれのキャラクターに魅力を感じているという声が見られた。

 続いて第2位は、16年放送の新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)。いわゆる“派遣切り”に遭った森山みくり(新垣)が、家事をすることで給料をもらうため、星野源演じるサラリーマンと契約結婚。共に暮すうち、お互いに恋愛感情が芽生えていくというラブコメディだ。新垣のかわいらしい言動に胸キュンする男性が続出し、星野が歌う主題歌『恋』に合わせ、キャストたちがエンディングで披露した“恋ダンス”もブームになった。最終回直後は“逃げ恥ロス”に陥る人も続出し、まさに社会現象となった。この作品を選んだ理由には、「二人のその後の生活を見たい」(20代/女性)という声が圧倒的多数。他には、「アットホームでのんびり見られる」(40代/女性)、「二人のほほえましいやりとりが良かった」(40代/女性)など、ドラマ全体のほっこりしたムードが人気だった。

 そして見事第1位に輝いたのは、13年放送の堺雅人主演『半沢直樹』(TBS系)。銀行員の半沢直樹(堺)が上司の悪行に立ち向かい、最後に勝つという勧善懲悪のストーリーで、香川照之片岡愛之助のインパクトある演技も話題になった。また、半沢の「倍返しだ!」という決めぜりふもブームとなり、平均視聴率は29.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大ヒットした。最終回で、半沢は顧客を救ったにもかかわらず出向を命じられたのだが、続編を匂わすような、そんな終わり方もあり「左遷先からの逆襲が見たい」(30代/男性)と、期待する声も。他には「ストーリーが現実的で迫力がある」(40代/男性)、「巨悪に立ち向かっていくところがおもしろい」(30代/男性)など、半沢に自分を重ねて見るサラリーマン男性からの思い入れのある回答が多かった。

 最近のドラマの登場人物は、美男美女というだけではなく、個性的なキャラクターであることが多い。ストーリー自体のおもしろさはもちろん、登場キャラクターの魅力にハマる人たちも多いようだ

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/

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