千原ジュニア
千原ジュニア

 2017年5月に出演した『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)で、女優の三田寛子が過去に誘拐されかけたという衝撃エピソードを告白し、大きな話題を集めた。

 三田いわく、中学1年生のときに、見知らぬ男から弟が事故に遭ったと声をかけられ、「お父さんとお母さんが病院に先に行ってるから、一緒に僕の車に乗りなさい」と誘われたのだという。しかし、三田が「お家に帰ってみないと分からない」と言い張り、振り切るようにして帰宅したところ、なんと当の弟が「おかえり~」と迎えてくれたそうだ。男の言葉を信じて車に乗っていたら、今頃どうなっていたか分からない恐ろしい話だ。

 調べてみると、三田と同じように誘拐されかけた、という危険な目に遭ったことがある芸能人は他にもいた。

 フリーアナウンサーの内田恭子も、その1人だ。2017年1月放送の『爆報!THEフライデー』(TBS系)でストーカー男から拉致されかけた経験があることを初告白した。

 内田がフジテレビアナウンサーだった2005年当時、生放送中のスタジオに記者を名乗る見知らぬ男が入り込んできた。男は放送を終えてスタジオを出ようとした内田のもとにやって来て「一緒に帰りましょう」と言い、スタジオ全体に向けて「今度、内田と結婚することになった者です!」と自己紹介したというではないか。あっけにとられるスタッフをよそに、男に「さぁ一緒に帰ろうか」といきなり腕をつかまれた内田は、ここでやっと悲鳴を上げて逃げた。男は異変に気づいたスタッフに取り押さえられ、警察に引き渡されたという。スタッフが大勢いるスタジオでの出来事だから助かったものの、拉致未遂といえるだろう。

 千原兄弟千原ジュニアのケースも恐ろしい。ジュニアはある日、大阪の道頓堀でコワモテの男に「アニキにあいさつしていけや」と絡まれたという話を、2017年1月にネットメディアのインタビューで明かしている。

 しかしジュニアがあいさつを断ったため、首根っこをつかまれて強引に焼肉屋に連れていかれたのだとか。そして、それからが大変だった。「“酒飲め”って言われて断ったら、髪の毛を鷲づかみされて、頭を壁にガンガン打ちつけられて」さらに「“サインせぇ”って言われて色紙を待っている間も脇腹ドーンって……」と殴られたことを明かし「ああいうときって冷たいなぁ。誰一人として助けようとしてくれへんし」とこぼしていた。大きなケガがなかったから良かったものの、これなど完全に拉致暴行事件である。

 セキュリティの発達した現在では、さすがに芸能人の自宅から子どもが誘拐されることはなさそうだが、逆にいえば自宅以外の場所ではどんなことでも起こりうる。人気商売ゆえのつらさだろうが、もう怖すぎるエピソードは勘弁してほしい、というのが本音だろう。

あわせて読む:
・許せない! 女性に手を上げた男性芸能人のリアル事件簿