綾瀬はるか
綾瀬はるか

 今やトップクラスの人気を誇る、女優の綾瀬はるか。2017年に放送された連続ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)では、主婦たちのトラブル解決に立ち向かうまじめな主婦を演じて話題になったが、演技は別として、その素顔はかなり“天然”だという声が多い。

 最近の天然エピソードといえば、綾瀬が主演した映画『本能寺ホテル』の完成報告会見が記憶に新しい。綾瀬はしょっぱなから、天然モード全開で、織田信長を演じた俳優の堤真一の演技について聞かれると、「かっこよかったですよね~。いや~、なんかいいなと思って……。すごくいいなと思いました。かっこいいです、本当に」と同じ言葉を繰り返し、堤から「それだけかい!」とツッコまれていた。

 また、夏に行われたという撮影を振り返った綾瀬は「時代劇の人は、かつらの額から“粒”があふれていて」と発言してしまい、ここでも堤からすかさず「汗でしょう」と訂正のツッコミを受けるハメに。そうした綾瀬のボケっぷりはとどまるところを知らず、最後には「本能寺の変という、歴史上大きな出来事を、ハラハラドキドキに“それなりに”描いています」とコメント。これにも堤が「それなりって!」と激しいツッコミを入れると、綾瀬は慌てて「いい意味で、“それなりに”です」と釈明するなど、終始、綾瀬の天然ボケが炸裂した会見となった。

オリエンタルラジオ中田敦彦もキレた!?

 他にも綾瀬は2017年10月10日放送の『火曜サプライズ 秋の超特大4時間SP』(日本テレビ系)に出演したときも、天然ボケを炸裂させている。綾瀬と番組MCのオリエンタルラジオが初対面だったため中田敦彦が「我々のこと、ご存知ですか?」と聞くと、綾瀬は「テレビで見てるから、初めてって感じはしない」と答えたにもかかわらず、中田の名前を「田中さん」と呼び間違えたのだ。さらに、オリラジの正式名称を問われた綾瀬は「オリジナルラジオ」という珍回答を披露した他、中田のニックネームである“あっちゃん”を「てっちゃん」と間違えるなど、最後まで天然ボケ発言を連発。中田から「冗談じゃないよ! なんだね彼女は、失敬だな」とキレられていた。

 そうした綾瀬の天然ぶりは、子どもの頃から変わらないようだ。父と子の絆をテーマにした映画『プリンセス トヨトミ』の舞台あいさつに出演したときは、小さい頃に仕事へ行く父を玄関先で見送る習慣があったと話し、「“行ってらっしゃい!”と見送ったら、父の運転する車に足をひかれたんです。それが思い出」と痛々しいエピソードを披露。それを聞いた俳優の中井貴一が「素晴らしいお父さんだ」と笑う中、綾瀬は「でも痛くなかったんですよ。ゆっくり走っていたからかな」と天然らしく振り返り、劇場の観客を爆笑させていた。

 数々の爆笑発言で、メディアをにぎわせてきた綾瀬はるか。卓越した演技力だけではなく、天然ボケ発言から感じられる愛らしさも、ファンから支持される理由の一つなのかもしれない。

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