ビートたけしや松本人志も絶賛！ 大御所芸人が注目するお笑いコンビ３選

　昨年の『Ｍ-１グランプリ２０１７』。初めてＭ-１決勝に出場し、第１ラウンドで敗れたお笑いコンビ「マヂカルラブリー」が、審査員の上沼恵美子に激怒され、酷評される一幕が大きな話題になった。しかし、翌日には上沼に怒られた経験を笑いに変えるたくましさを見せた彼らは、その後“つまらない芸人”として活躍が増えた。ガヤ芸人が多数活躍する群雄割拠のお笑い界だが、大御所タレントを味方につけ、ブレイクする芸人は少なくない。

　１組目は芸能界の巨匠、ビートたけしが太鼓判を押すお笑いコンビ「テンダラー」。１９９４年によしもとで結成された白川悟実と浜本広晃のコンビは、ＣＯＷＣＯＷや２丁拳銃らと同期で、関西では多くのレギュラーを持つが、関東圏での出演はまだ少ない。しかし『ＴＨＥ　ＭＡＮＺＡＩ』（フジテレビ系）での活躍が、ＭＣを務めていたたけしの目に止まり、『北野演芸館～たけしが本気で選んだ芸人大集結ＳＰ～』（ＴＢＳ系）に呼ばれることに。「この前、ホントにおもしろかったよなぁ。あれ以来、ハマっちゃってさぁ。今度、オイラの番組で、もう１回、あのネタやってくんない？」とじきじきにオファーされたとネットニュースのインタビューで二人が明かしている。

　続いて紹介するのは、女芸人コンビ「ガンバレルーヤ」。２０１７年２月にウッチャンナンチャンの内村光良がＭＣを担当する『内村てらす』（日本テレビ系）に出演した際には、“初デートで遺品整理を手伝った話”“幽霊を祓うために置いた日本酒がオレンジ色になった話”を披露。内村に「おかずクラブが最終兵器だと思ったけど、まだいるんだね」と絶賛されていた。その後ガンバレルーヤは『内村てらす　Ｓｅａｓｏｎ２』のレギュラーに抜擢され、念願だった東京進出も果たしていまや絶好調だ。

　３組目はダウンタウンの松本人志がベタ褒めするお笑いコンビ「サンドウィッチマン」。２０１７年６月に『ダウンタウンなう』（フジテレビ系）に出演した際に、坂上忍の「サンドさんってネタがすごい？」という問いに対して、かぶせ気味に松本は「面白い」と返答。“ＴＶに映っていたらつい見てしまう”“裏切らない４～５組に入っている”“すげえいい奴”と目の前で褒めちぎり、サンドウィッチマンの二人もうれしそうな表情を見せていた。ちなみにビートたけしもサンドウィッチマンに対して“いい腕してる”と発言している。

　大御所からも期待されるお笑い芸人の３組。彼ら自身が大御所芸人と呼ばれる日も近いかもしれない。