GACKT
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 英語に中国語にフランス語、日本で生活している日本人が外国語を流暢にしゃべるとカッコいいですよね。実は、そんな語学が堪能なイケメン芸能人は何人もいます。“天は二物を与えた”というわけで、ここではそんな外国語が得意な芸能人を紹介します。

 NHKの朝ドラ『あまちゃん』で主人公が恋をする先輩を演じ、大ブレイクした福士蒼汰は、ローマ国際映画祭で、流暢なイタリア語でスピーチ、英語でインタビューに答えるほど語学が堪能です。英語が好きになったキッカケは、中学時代の担任の先生に「発音がいい!」とほめられたことがきっかけ。通学中の電車内で200個の単語に目を通し、ブツブツと発音しながら登校していたというエピソードもあります。高校2年生までに英検2級を取得、留学経験はないものの、ネイティブのような発音の英語を話します。

 俳優としてはもちろんのこと、映画のプロデュースやクリエーター、最近では実業家としても活躍中の水嶋ヒロ。実は水嶋、実業団サッカー選手だった父親の転勤で、小学校卒業までスイスで過ごした帰国子女です。幼少時より英語での生活を送っていたため英語が堪能で、ドイツ語も話せるそうです。現地のインターナショナルスクールに通っていましたが、中学校入学を機に日本へ。帰国後は逆に日本語での会話がうまくいかず、苦労したそうです。

 主役を食ってしまうほどのすさまじい演技力で視聴者をひきつける香川照之は、フランス語が堪能。カンヌ国際映画祭では流暢かつユーモアさえ感じられるフランス語でスピーチしました。話し始めた途端に拍手が起き、映画よりもウケたとか。香川が小、中、高校と通った暁星学園はフランス語が必修であるため、身についたようです。ちなみに香川は東京大学文学部を卒業した秀才で、最近では昆虫好きが高じてNHK Eテレで『香川照之の昆虫すごいぜ!』という冠番組も担当し、カマキリの着ぐるみを着て登場するなど、異才ぶりを発揮しています。

 元SMAPのメンバーで、グループ在籍時にも単独でのバラエティ番組や、ドラマ出演で活躍していた草なぎ剛は『チョナン・カン』(フジテレビ系)というバラエティ番組で「草なぎ剛」の韓国語読みである“チョナン・カン”というキャラで人気を博しました。同番組は韓国語で進行するため、言葉を猛勉強し、自身の韓国語のレベルも日常会話は完璧で、同時通訳も可能なほどに上達。韓国の元フィギュアスケート選手で金メダリストのキム・ヨナに韓国語でインタビューを行ったこともあります。

 多彩な才能と圧倒的なカリスマ性で世間を魅了するGACKTも語学が堪能。英語はもちろん、中国語や韓国語、フランス語まで話せるとか。その勉強法は、机に向かって学ぶのではなく、参考書を雑誌のようにパラパラと読んで覚えるというもの。それを繰り返していると、数回見たページは覚えてしまうそうです。以前、川崎麻世がGACKTと中国料理のお店に行った際、GACKTが中国人の店員さんに、中国語で料理の注文をしていたことをブログで明かしていました。

 芸能界でも才能を発揮し、さらに外国語を話せるなんてうらやましい……と思う人もいるかもしれません。ですが、それぞれコツコツと学んだからこそ話せるようになったのですね。そんなたゆまぬ努力ができる人たちだからこそ、スターになれたのかもしれません。

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