■松本人志はアマゾンプライムで

「今のテレビは元気がない」と嘆く業界人が多い中、『一人ごっつ』などで数々のブラックな笑いを生みだしてきた松本人志のように、ネット動画配信を表現の場に選ぶという動きも加速している。「松本はアマゾンプライムで1000万円を賭けたお笑いバトル『ドキュメンタル』をプロデュースしていますが、その最新シリーズでは、無法地帯の様相を呈しています。相方の浜田雅功も、自前の車でぶつかり、相撲や走り幅跳びをするという、自動車会社のCMを気にする地上波では絶対不可能な『戦闘車』という企画を成功させました」(テレビ誌記者)

 今後、地上波テレビでは規制が進み、刺激の強い笑いやセクシーを求める人はアマゾンプライムやAbemaTVなどのネット配信――というふうに、放送は二極化していくのかもしれない。「とはいえ、発表の場がどこであろうと、保毛尾田保毛男のような認識不足、無知による明らかな差別や、悪意による攻撃は排除するべき。しかし、そうでないただの過激企画も十把一からげにするのはいきすぎではないか、過激さの先に何があるべきか、という議論は、大いにしたほうがいいでしょうね」(前同)

 ユーモアと社会正義の線引きが重要な時代。難しい舵取りではあるが、これからも意欲的な企画はどんどん出てくるはず。臆せずガンガン挑戦してほしい!

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