ドリームジャンボ宝くじ、厳選「激ツキ売り場」の画像
宝くじ幸運の女神・加藤麻衣さん

 長~い冬がようやく終わり、新しい命が芽吹くこの季節。花々の力強いエネルギーを得て、目指せ、億万長者!

 今年は例年より約1か月早く、4月4日(水)から発売された『ドリームジャンボ宝くじ』だが、変わったのは発売時期だけではない。宝くじアナリスト・山口旦訓氏が解説する。「今回は1等3億円、前後賞各1億円の計5億円。前回のドリームに比べ、10万円以上の当せん本数が約2.8倍(3万5621本)にもなりました。そうはいっても、ただ漫然と買ってはダメ。そこで最新データ分析に加え、春のパワーもいただくべく、この季節の花の名所に近い売り場を厳選しました」 詳しくは文末の表を見ていただくとして、本文では特に注目の売り場8件を取り上げよう。

■北海道、秋田でオススメは?

 まずは北海道函館市の「港町スーパーアークスCC」から。函館市の3大観光名所の一つで、道内屈指の桜の名所として有名なのが、明治維新の史跡「五稜郭公園」。毎年4月下旬頃、園内の約1600本のソメイヨシノが満開となる。「当店から五稜郭公園までは、わずか2キロほどです。2015年の年末ジャンボで10億円(1等前後賞)が出たインパクトが大きく、以降、旅行のついでに購入される方も増えています」

 売り場責任者は、こう笑顔で語る。しかも、ドリームの抽選日は、ちょうど満開予想と重なる。というわけで、近場の方はむろん、旅行などで立ち寄る方もぜひ、ここで購入しては?

 お次は秋田県大仙市の「イオン大曲CC」。大曲といえば、秋は花火で有名だが、春は春で、近くの「角館の桜」が、しだれ桜で、やはり全国的に知られている。「昨年の年末ジャンボで1等と後賞で8億5000万円が出たんです。この売り場は08年10月オープンで、大当たりが出たのはこれが初めて。驚きました。実は、夏に死者が出るくらいの集中豪雨があり、花火大会も開催が危ぶまれていたんですが、皆で泥を掻き出し、なんとか開催にこぎ着けました。初の大当たりは、そんな時期だったんです」(売り場担当者)

 艱難辛苦の末の「天のご褒美」だったというのだ。しかも、この年末ジャンボではミニ3等100万円、プチ1等700万円のおまけつき。桜パワーも加わり、さらなる飛躍が期待できそうだ。

■上野動物園パンダのパワーを!

 今年の開花は早いため、発売初日には満開の時期を過ぎていそうなのが、都内有数のお花見名所「上野恩賜公園」。ここにほど近い名物売り場が「宝くじ御徒町駅前センター」(東京都台東区)だ。さらに、この売り場には桜に加え、上野動物園の超人気パンダ「シャンシャン」パワーも期待できる。「最高額の当せん実績は、2012年の年末ジャンボの1等前後賞6億円です。しかし、その後、中当たりは連続して出てますし、今年3月にはロトで2億8100万円が出ました!」 こう自信ありげに語るのは、「徳じい」の愛称で親しまれている、店主の中野徳治氏。大当たりが「シャンシャン」と出るかも?

 お次の富山県砺波市の「砺波アピタCC」は、桜ではなくチューリップのパワーに期待ができそう。何しろチューリップの栽培は、ここ砺波市の重要な産業。市の花でもあり、毎年4月末から「砺波チューリップ公園」でチューリップ・フェアが開催される。「昨年秋のハロウィン・ジャンボでも1等前賞で計4億円が出ました。県内の売り場といえば、布袋様の像がある「太郎丸CC」(富山市)が有名ですが、この売り場も決して負けていません!」(売り場責任者) 調べてみると、99年オープンのこの砺波アピタCC、これまでに高額当せん総額は約16億円、億万長者が10人と、なかなかの実績なのだ。今回も、開け開け、チューリップ!

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