バカリズム
バカリズム

 4月3日、お笑い芸人のバカリズム(42)が、第36回向田邦子賞を受賞。その才能を称賛する声が続々と上がっている。

 向田邦子賞は、優れたテレビドラマ脚本に贈られる賞で、今回は2017年に放送されたドラマ『架空OL日記』(日本テレビ系)の脚本を担当したバカリズムが受賞した。

 このドラマは、バカリズムが2006年からネット上にこっそり投稿していたブログを書籍化した、同名作品が原作。ブログでは、バカリズムが3年の月日をかけて、銀行勤めをするOLになりきって更新していた。

 同賞の公式サイトには、「連句風にえんえんと続くOL達の会話は実に無意味でリアルで可笑しさに溢れている」「この見事に作られたセリフ群が示す才気に対し向田邦子賞を贈る」と、今回の授賞理由がつづられている。

 バカリズムは、同ドラマで「升野英知」と本名の役名で主演も担当。恋愛に疎遠気味な24歳の銀行一般職OL役を見事に演じ、話題になっていた。

 そんなバカリズムの快挙には、多くのファンが納得しているようだ。ネットには「バカリさん脚本のドラマはどれも面白くて大好き」「やっぱりバカリズムは脚本家の才能があったんだね」「ネタもコメントもおもしろいうえに、脚本も書けるなんてすごくない?」「ドラマ面白かったし、この受賞は納得」「バカリズムが脚本書いたドラマはどれも最高」といった、称賛のコメントが相次いでいた。

「バカリズムは、同作品以外にもドラマの脚本を担当しています。2014年には竹野内豊(47)主演の『素敵な選TAXI』(フジテレビ系)、2016年には船越英一郎(57)主演の『黒い十人の女』(日本テレビ系)の脚本を手がけ、どちらも話題になりました。多数のレギュラー番組を持つ人気お笑い芸人ではありますが、今や脚本家としての評価も高いですね」(芸能誌ライター)――バカリズムの次回作に期待。

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