田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
田村淳(ロンドンブーツ1号2号)

 最近はニュースや日常会話でも耳にすることが多くなった、仮想通貨。取引所大手のコインチェックで仮想通貨の“NEM”が流出して騒動になったり、そのコインチェックを証券取引会社のマネックスグループが子会社化するなど、何かと話題が多い。流出騒動では、迷惑をこうむった芸能人も出たが、どんな顔ぶれが仮想通貨に手を出していたのだろうか。

 先のNEM流出騒動で貯金がゼロになったと話題になったのが、藤崎マーケットのトキだ。事件後、『ノンストップ!』(フジテレビ系)のインタビューで、「貯金のすべてをコインチェックのNEMさんにずらしていた。急に(貯金が)ゼロになることが、この世にあるんだっていう状態です。今、6万円ぐらいしかなくて」と悲惨な現状を告白した。賞金500万円の『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)で優勝することを誓ったが、無念、準決勝敗退となった。後日、被害者には失われたNEMに相当する現金が補償されたのだが、仮想通貨はもうコリゴリかも?

黒幕と言われるたむらけんじは猛反論

 このNEM流出騒動時に注目を浴びた芸人がもう一人。それが実業家という顔も持つたむらけんじだ。彼は仮想通貨を多くの芸人に勧めていたため、流出騒動が起こった際には“芸人仮想通貨界の黒幕”というレッテルを貼られ、流出による被害の“元凶”という批判を多く受けたようだ。これに対してたむらは「仮想通貨を盗んだ人より、俺のほうが悪いみたいになってるじゃないですか?」と理不尽な炎上に対し反発している。実は前述のトキに仮想通貨を勧めたのも、たむらけんじ。たむらは「間違いなく情報発信源ですが、貯金を崩してまでするなという忠告を聞かなかったトキが悪い。全部つぎ込んで、突っ走ってしまった」とトキの自己責任を強調しつつ、「もっと(忠告を)言ってやればよかったかな」と振り返っていた。

 一方で、儲けたと噂されているのが、平成ノブシコブシ吉村崇と、ロンドンブーツ1号2号の田村淳だ。吉村は2016年に放送されたテレビ番組の企画でビットコインを知り、購入したと言われている。その頃は1ビットコインが5万円ほどだったので、もしいいタイミングで売っていれば、かなりの利益が出ていたはずだ。ロンブー淳も、高騰する前から仮想通貨の投資を始めたと言われている。価格が下がって含み損を出したこともあったらしいが、17年の高騰時に売り抜けていたとすれば……億以上の利益を手にしているはずだ。

 一時期ほどの高値はついていないが、未来の新しい技術として注目されている仮想通貨。欲をかかないで、じっくり長く持っていたほうが、いいのかもしれない。

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