指原莉乃
指原莉乃

 バラエティで笑顔を振りまく美女たちも、チヤホヤされてばかりではない。イジリだと分かってはいても、ときには共演者のキツイ言葉に号泣してしまうこともあるようだ。

 まずは女優の中村アンが今年2月放送の『A-Studio』(TBS系)に出演した際に語った号泣エピソード。2013~2015年の同局のバラエティ番組『噂の現場直行ドキュメン ガンミ!!』にレギュラー出演していた中村。宮迫博之宮川大輔小籔千豊ら売れっ子芸人に囲まれ、当初は小籔からは「アイツが足を引っ張りよる」などキツイことを言われていたが、それにめげない姿に徐々に「ええヤツやん」と認められるようになったのだとか。しかし、宮迫、宮川、小籔は筧美和子の映像に「かわいい、かわいい」と夢中になり、中村を下げるイジリをしたため、「このとき、まだ余裕がないので」「私には(かわいいと)言ってくれないのに」と、収録中にもかかわらず感情が高ぶり、涙があふれてしまったという。今ではバラエティでも大活躍する中村アンだが、初期の頃はいっぱいいっぱいだったのかも。

 続いて、HKT48の指原莉乃は、2016年5月放送のバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)で涙を見せた。この日は指原がブスかブスじゃないかを決めるという企画で、一般人を対象にアンケートを実施。「ひとりのときはカワイイが、他のメンバーや芸能人と並ぶとブスになる」「目から下がダメ。マスクをすればイイ」などの厳しい意見が紹介された。

 スタジオでは出演者全員が「ブスじゃない派」であったが、適当に「ブス派」と「ブスじゃない派」に振り分けて討論する流れに。「ブス派」に分けられたネプチューンの堀内健が「体が受けつけないんですよね」と発言。さらに、堀内のほうを見た指原に「こっち向くなブス!」と追い打ちをかけるひと言を放つといったやり取りが繰り返されたため、ついに指原は「やだ、もぉ~」と泣き出してしまった。 

 タレントの鈴木奈々は、2017年12月21日放送の『キスマイ超BUSAIKU !?』(フジテレビ系)で、大先輩である歌手の山本リンダからの留守番電話に1年3か月も折り返しの電話をしていないことを告白。この日の放送で、直接謝罪する様子が放送された。コンサート中の山本の控え室を訪れた鈴木は、「お久しぶりです、鈴木奈々です」とあいさつし、「今ライブの合間ですよね。本当にすみません」と頭を下げると、いきなり泣き出してしまう。山本から優しく声をかけられた鈴木は「日がたつにつれて、もっと連絡することができなくなってしまって」「本当にごめんなさい」とあらためて謝罪の言葉を口にした。幸い山本は気にしておらず、号泣する鈴木を気遣っていた。

 できれば美女の泣き顔は見たくないが、泣いている姿もまた美しい。今後もめげすに頑張ってほしいものだ。

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