■5つのエクササイズ、キツさはゼロ

 まず(1)の「オール4アブドミナル」。四つんばいになって呼吸するだけ、という信じ難いカンタンさだ。「鼻で吸い、鼻で吐く呼吸で、息を吐いたときに、お腹をヘコませて、オシッコを切るときの要領で、睾丸をキュッと引き上げるようにしてください」

 次は、背骨に沿ったインナーマッスル・多裂筋を鍛えるバックエクステンション(2)。うつ伏せから足を上げるのはキツそうだが、実際にやると、腹ポチャ記者でも楽に上がる。「背筋に沿った自律神経の働きが良くなります。実際にやって、熟睡できるようになり、朝の目覚めも良くなったとか、便秘が改善したという方もいます」

(3)のヒップリフトは、ペッタリと垂れた尻をキュッと引き締める効果がある。「お尻だけヒコヒコと上下させるのではなく、なるべく胸のあたりから体を反らすようにしてください」

 4つ目は、デスクでもできる運動。「普段、運動をしていない人が、いきなり強い負荷のかかる体操や筋トレなどをしても、それほど効果は期待できません。中高年の場合は、逆に腰や関節を傷める危険性もあります」ということで、背中が丸まった猫背の人に効果があるスパインストレッチだ。体を前に丸めてから、反る。これを繰り返すのは、ラジオ体操の深呼吸と同じ。反るときには、なるべく胸を斜め上に突き上げるようにする。「胸部の丸まりが改善し、呼吸も深くなるはずです」

 最後は、総仕上げのワイドスクワット(5)だ。ポイントは、つま先を開き、10センチほど後ろに自分の膝ぐらいの高さの椅子があるつもりで、お尻を突き出すこと。「やる回数は、3回でも5回でもいいと思います。大事なのは、回数よりも続けることですから」

 記者も5つのエクササイズを全部試したが、本当に5分でできて、キツさはゼロ。これなら三日坊主にならずにすみそうだ。

 スクワット運動は、故・森光子さんが1日150回を日課にし、黒柳徹子さんも寝る前に50回を日課にしていることからも、健康を保つ効果が分かる。継続は力。ポヨ腹のご同輩、頑張りましょう!

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