本誌でもこれまで何度も取り上げてきた週刊大衆を題材にした映画『海辺の週刊大衆』が、4月14日(土)についに公開された。
同作は、無人島に漂着した主人公が、一緒に流れ着いた週刊大衆だけで、様々な妄想を繰り広げるという異質なサバイバル映画。今回は公開に先立ち、9日に新宿で行われた公開記念トークショーに密着取材を敢行した。
イベントには監督の太田勇、原作者のせきしろ、出演者のバッファロー吾郎A、しずるの村上純などが登場し、撮影裏話などを披露した。
太田監督から、撮影はわずか4日間で、3月頭に撮って、4月には沖縄国際映画祭で上映される急ピッチな行程だったことが明かされると、バッファロー吾郎Aも「うんちしている間にアイアム野田はクランクアップしていた」と告白。
脚本の上田誠氏は、「主演の又吉さんの出番が一番多いんですが、それと同じくらい週刊大衆の出番も多かった」と明かすように、劇中の本誌も見どころの一つだ。
イベント内では、映画の一部が先行公開され、ライスの関町が、“週刊大衆「袋とじ」担当”として登場するシーンが公開されると、美女を脱がそうとする姿に、会場は笑いの渦に包まれていた。
本誌読者諸兄も、週刊大衆をつかって繰り広げられる妄想の数々をぜひ、劇場で確かめてほしい。