田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
田村淳(ロンドンブーツ1号2号)

 情報番組でバッタバッタと時事問題を切りまくるキャスターにコメンテーター。彼らはいったいどんな学生生活を送っていたのか。出身高校の最新の偏差値を調べてみた!

※偏差値は「高校偏差値ナビ」(http://www.sconavi.com/)、「みんなの高校情報」(https://www.minkou.jp/hischool/)を参照。2018年現在の偏差値であるため、当該有名人が入学した年度の偏差値とは異なる場合があります。

■超名門校出身者がズラリ!

●勝谷誠彦 灘高校 78

 西日本最強の進学校・灘で生徒会長を務める。灘高出身者は京大や東大に進学するのが当たり前とされており、勝谷氏のように早稲田大学へ進む者は「落ちこぼれ」と見なされるそう。マスコミ、学者、政界など各方面に有名卒業者を輩出しており、新潟県知事を辞職した米山隆一元知事も卒業生。

●堀江貴文 久留米大学附設高校 75

 福岡県八女市出身。10代のころから自作パソコンをいじりまくっており、一刻も早く八女からの脱出を望んでいた。そのため当時について多くを語りたがらない。

●膳場貴子アナ 女子学院高校 74

 NHK出身のフリーアナ、膳場アナの実家は「世田谷の膳場家」として知られる、地元で超有名な大地主。お嬢様一貫教育の名門・女子学院の同級生には、コラム二ストの辛酸なめ子氏もいたりする。

●安藤優子アナ 東京都立日比谷高校 72

 東大への進学率も高いトップクラスの進学校出身。高校時代は交換留学生に選ばれ、米国へ留学していた。その語学力が今日の海外要人取材に生きている。

●古舘伊知郎 立教高校(現・立教新座高校) 71

 エスカレーター式に立教大へ進学している立教ボーイだが、本人のアイデンティティは北区滝野川(出身小学校)にあるという(伝説のテレビ番組『第四学区』で力説)。

●森永卓郎 東京都立戸山高校 71

 小学生時代にボストン、ウィーン、ジュネーヴを渡り歩いた国際派。進学校で優秀な成績を収め、高校卒業後に東大に現役合格。

●恵俊彰 鹿児島県立甲南高等学校 69

『ひるおび!』(TBS系)不動のMCとして定着した恵の母校は難関大にコンスタントに合格者を出す進学校。ホンジャマカ・相方の石塚秀彦は横浜市立桜丘高校(60)。

●高島彩アナ 成蹊高校 69

 小学校から大学までハイソな成蹊一貫教育を受ける。高校時代はラグビー部(花園の常連校)の美人マネージャーとしてラガーマンのサポートに努めた。

●八代英輝 城北埼玉高校 65

 弁護士の八代氏。甘いマスクとリーダーシップの強さが評価され、高校時代には生徒会長を務めた。大学受験を控え医学部を志望した時期もあるが、翻意して文系に転向。慶應大学法学部へ進学している。

●田原総一朗 滋賀県立彦根東高校 67

 小学生時代に敗戦を経験。10代を通じ、戦時中の国粋主義的な言を見事に翻す学校教師に幻滅。すべてを疑うジャーナリスト魂の土台は彦根時代に築かれた。

●池上彰 東京都立大泉高校 64

 小学生時代から記者志望。1950年生まれだけに当時は中高生も学生運動に参画していたものの、当時から冷静沈着な目をもっていた池上サンは運動には参加せず。

●宮崎哲弥 久留米工業大学付属高校(現・祐誠高校) 61

 知性派コメンテーターの現在からは考えられないが、中学時代にハンパない不良として名を馳せた。ヤンキー道に血道を上げすぎたため、1年遅れで高校へ入学。

●極楽とんぼ・加藤浩次 北海道小樽潮陵高校 59

 札幌生まれ、小樽育ちの道産子。高校卒業後に北海道で就職するも、1年もたたずに退職。相方の山本圭壱とは、東京へ出てきてから知り合った。

●宮根誠司 島根県立大田高校 52

 コテコテの先天的大阪人かと思いきや、島根出身。高校卒業後に関西大学経済学部へ進学→朝日放送に入社という後天的大阪人。

●ロンドンブーツ・田村淳 山口県立下関中央工業高校 46

 高校時代から芸人志向が強く「ふぐの助・ふぐ太郎」のコンビ名で素人漫才をやっていた。ロンブーとしてデビューする前は同名のコンビで活動している。

●岩井志麻子 岡山県立和気閑谷高校 39

 岩井氏は高校在学中から小説を執筆。TOKYO MX『5時に夢中!』で歯に衣着せぬ活躍。

●バナナマン・設楽統 埼玉県立秩父農工科学高校 38

 埼玉県秩父郡皆野町に生まれ、粛々と地元の高校の機械科に通う。社会勉強と芸能界でのサバイバルテクニックは、上京後に渡辺正行のボーヤ(付け人)時代に学んだ。

■知性と教養が必須のお仕事でも、もともとの頭のキレがやはり大事か

 キャスター・コメンテーターにはご他聞に漏れず、高偏差値の知性派が多い。だが、70オーバーの超エリート校出身者もいる一方、田村淳や設楽統のような学校教育もモノサシでは測れない偏差値校出身者もいるのが芸能界。学力では測れない「地アタマ」の良さで成功をつかんだのだろう。

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