出川哲朗
出川哲朗

 4月17日放送の『出川哲朗のアイ・アム・スタディー』(日本テレビ系)で、“終活”を特集。MCの出川哲朗(54)が、デヴィ夫人(78)の模擬葬式の中で読んだ弔辞が、多くの視聴者に感動を与えたようだ。

 この日の放送で出川は、人生の最後の日のために準備をする“終活”を学ぶことに。現在終活の真っ最中だというデヴィ夫人が講師役となり、終活の重要性を語った。

 その後、デヴィ夫人が理想とする、自身の“模擬葬式”を開催。弔辞を任された出川は、「最初はなかなか、僕の名前すら覚えてくれませんでした。それからたくさん仕事を(一緒に)しましたね」と、デヴィ夫人と出会ってからの、25年の思い出を語り出す。

 その中で出川は「(番組)スタッフが僕と夫人が大好きなチョコレートをいつも持ってきてくれますよね」と、一緒に海外ロケに行ったときのエピソードを紹介。あるとき、大好物のチョコを探しても見当たらず、出川がデヴィ夫人のカバンを覗いたら「チョコが隠してあった!」とおどけると、会場から笑い声が上がった。

 その後、出川は真剣な表情になり、「あなたにはっきり言いたい」「僕は、あなたが大好きでした」と宣言。さらに出川は、デヴィ夫人のピュアさ、バイタリティのすごさを語り、最近は雑誌の取材で目標を聞かれると、「デヴィ夫人みたいになりたい」と答えていることを明かした。

 そして出川は、「僕は(夫人と同じ)78歳までリアクション芸人を続けます」「ありがとうございました」と、最後は笑いなしで弔事を締めくくった。

 その出川の弔事を聞いたデヴィ夫人は「あなたらしい、いい弔辞でした」と褒めたが、「でもチョコレートはあなたが全部食べちゃうから、1箱くらい隠しておかないと」とチョコレートのエピソードを振り返って、会場を爆笑させた。

 そんな出川がデヴィ夫人に送った弔事に、多くの視聴者が感動したようだ。ネットには「番組とはいえ感動した!」「出川とデヴィ夫人の友情がステキ」「感動して泣きそうになった」「模擬葬儀と分かっていても涙してしまう」「言葉ひとつひとつに、想いがこもってた!」「不覚にもボロボロと泣いてしまったじゃないか」など、出川の言葉をたたえるコメントが続出していた。

「出川哲朗とデヴィ夫人といえば、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)でもおなじみの仲良しコンビです。『イッテQ!』の中で、デヴィ夫人はスカイダイビングや空中ブランコ、崖下りなどに挑戦し、年齢を感じさせないチャレンジ精神を披露。そんなデヴィ夫人の姿を一番間近で見てきた出川は、本当に夫人のことを尊敬しているのでしょうね」(テレビ誌ライター)――仲良しコンビよ、永遠に!

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