甘茶のサインよりも強力「井崎脩五郎　競馬新理論」

　４月８日（日）の朝、保育園の前を通りかかったら、園庭で、園児たちが竹杓子（たけじゃくし）を持って何かをしていた。聞いたら、「４月８日はお釈迦様の誕生日で、こうやって釈迦像に甘茶をかける花祭りが、毎年の恒例です」と説明してくれた。

■G1桜花賞のヒントかも

　甘茶かあ…。これはもしかして、きょうの桜花賞のヒントかもな。そんなことを考えて出馬表を見たら、１枠に「アマ」ルフィコーストという馬が入っていた。同枠には１番人気のラッキーライラック。そして「チャ」のふた文字も見つかった。リリーノーブル（３番人気）の母親の名が、ピュア「チャ」プレットだったのだ。じつは、◎ラッキーライラック、○リリーノーブルという予想をつけていたので、この「アマ」「チャ」のあと押しで、これはますます堅いと思ったのだが、桜花賞のゴール前、アーモンドアイがもの凄い勢いで追い込んで来て、期待の◎○は、２着と３着に敗れてしまった。

　甘茶のサインよりも強いものを、アーモンドアイは持っているということなのか。これより強いサインといったら、お釈迦様、すわなわ仏様しかいないはずだが……。見たら、アーモンドアイに乗っていたのは、仏（＝フランス）人のルメールだったのだ。ああ！