4月23日に放送された『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)で、番組中にまったく同じ映像が2度流れる場面があり、視聴者から「放送事故では?」との声が上がっている。
今回密着の対象になったのは、46歳のアメリカ人男性。子どものときから38年来の釣り好きだという男性は、釣り好きが高じて3年前に釣り具販売会社を起業。今回は、釣り関連の仕事で来日したが、「日本人と釣り対決がしたい」という願いもかなえたいと話した。
3年間熊本で生活したことがあるという男性は、妻が日本人で日本語はペラペラ。持ち前の語学力を活かし、千葉県銚子市の港で対決相手になってくれる釣り人を自力で探すことになった。
男性は、港近くに車を停めている老人たちを発見。さっそく対決を申し込んだが、老人たちはただ集まって井戸端会議をしているだけで釣りとはまったく関係がなかった。その後も対決相手はなかなか見つからず、次に話しかけた男性との交渉シーンでは「交渉難航」というテロップが表示された。
結局この日は波が高く、釣りができそうにないので、対決は翌日に持ち越されることになった。
翌日、釣り人探しが再開されたが、釣り人を探すシーンで、なぜか前日、井戸端会議をしている老人に対決を申し込むシーンが再び流された。その後も何人かに対決を申し込むと、1人の男性が了承し交渉成立。無事対決が行われることになったのだが、ここでのシーンも前日に「交渉難航」というテロップが表示された場面と同じ映像だった。
視聴者からは「今同じ映像流れませんでした?」「『YOUは何しに』で同じ映像がループする放送事故? こんなの初めて見た」「おんなじ映像2回流してる 編集ミスかな」「巻き戻しボタン押したかと思った」「編集の締め切りがギリギリだったのかな」などの反響が相次いだ。
「同番組の取材はかなり大変なようで、撮れ高を確保するのに毎回苦労しているようです。意図的に同じ映像を使うのは問題ありませんが、“1日目”と“2日目”で同じ映像を使ってしまっているので、今回は編集上のミスの可能性が高いでしょうね」(番組制作会社ディレクター)ーー珍しいタイプの放送事故かも!?
※画像はテレビ東京『YOUは何しに日本へ?』公式サイトより