セブンイレブンのスイーツ、リニューアル新旧食べ比べ!【吉原潤一のもぐもぐグルメハンター】の画像
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 こんにちは! たべもの記念日研究家・フードアナリストの吉原潤一です。4月24日、セブンイレブンのオリジナルスイーツの主力商品がリニューアルしました! 直近のリニューアルは昨年4月と9月。春と秋の恒例のようになっています。

 注目株はシュークリームとチーズケーキ。発売日の午前中にかけてセブンイレブンを駆け回り、新旧両方をゲットしました。味比べできるまたとないこのタイミングで買い漁る。これこそがコンビニ新商品食レポの醍醐味です♪

■大本命のシュークリームはどう変わった!?

 セブンイレブンのシュークリームは、昨年4月のリニューアル時に、大人気商品の「ミルクたっぷりとろりんシュー」を「THEセブンシュー」に改名し、大幅チェンジ。以降、商品名は同じながら2回目の改良リニューアルとなります。主な変更点は2点。

  • ・品質にこだわった3種類の小麦粉を使用し、シュー生地の歯切れの良さと口どけ感がアップ!
  • ・こだわりの卵「エグロワイヤルR」の使用量を増やしたカスタードクリームは、なめらかな口あたりと卵のコク深い味わいに

 公式情報はざっくりこんな感じなのですが、実際並べてみて気づくことは多々ありました。

●パッケージが大胆にチェンジ

 セブンスイーツのブランド刷新があったわけでもないタイミングで、これだけ一商品でパッケージが変わるのは異例のこと。今まで本体が見えないようなパッケージでしたが、オーソドックスな見えるパッケージに。注目すべきは、金色の「7&i」のロゴが散りばめられていることです。チーズケーキもそうなのですが、この金色ロゴを今後強化していく気配です。

●小さくなったような印象

 若干ですが、こじんまりとしたような気がします。個体差があるかもしれませんが。

●生地はしっかり感あり、クリームのコクアップ!

 多くの人がイメージする100円台前半シュークリームは、生地がふにゃんとしていると思うんです。だけど、生地がしっかりとしていて、それでいてうたい文句の通り、歯切れの良さをも実現しています。この生地は比較的持ちやすくクリームをホールドしやすい。そして、かつ飽きがこない味でかなり気に入りました。

 クリームも、卵のコクがわずかではありましたが、アップした印象です。濃厚にしすぎない適度なやわらかさで、生地と絶妙にからみます。ちなみにお値段は、新しい「THEセブンシュー」が税込129円と、以前の税込130円より1円安くなりました。

■チーズケーキはまったく別物に!

 一方、もうひとつ取り上げたいのがチーズケーキ。商品名そのものがまるっきり変わりました。「濃厚クリーミーフロマージュ」(税込165円)から「2層仕立てのレア&ベイクドチーズケーキ」(税込167円)へ。これはもう名前の通り別物で、レアチーズケーキとベイクドチーズケーキが一口で2種類同時に味わえる優れもの。

 しっかりめのチーズケーキなのに後味はあっさりとするので、最後まで飽きずに食べられます。ちなみに、カロリーも以前のものより下がっていて、200キロカロリーを切っているのがうれしいところ。

■総評

 シュークリームとチーズケーキ、どちらの商品にも「飽きない」という表現をあえて使いました。この飽きのこない完成度こそ、セブンイレブン商品全体の真骨頂ですね。また長年、ローソンがチーズケーキなどに“濃厚”を貫いているだけに、堂々たる差別化になることでしょう。セブンイレブンのこのバランス感覚こそ、多くの方に支持される理由かと改めて思いました。

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