5月6日、人気長寿番組の『笑点』(日本テレビ系)が放送。この日は「コロッケの日」ということで、大喜利ではコロッケのかぶりものを使い、コロッケになりきるお題が出された。
このお題では、三遊亭円楽(68)が貴族の「男爵」とじゃがいもの品種にかけたり、三遊亭小遊三(71)が「合いびき肉」とデートの逢引きにかけるなど、名回答が続出。
そんな中、林家たい平(53)は「山田さん、ちょっとこのへんにいてもらっていいですか」と座布団運びの山田隆夫(61)を呼び出して、横に座らせた。
司会の春風亭昇太(58)が「どうしたの?」と合いの手を入れると、たい平は山田の髪を指差しながら「コロッケパンには、なぜか必ず“パセリ”がついてくるんだよな」と発言。この回答に会場からひと際大きな笑いと拍手が起こり、司会の昇太まで「パセリ、(座布団を)1枚持ってきて!」と、山田をパセリ呼ばわりした。
さらに昇太が「けっこうしなびたパセリだった」とつぶやくと、円楽も「紅ショウガまでついてる」と山田の赤色の着物を絡めて追い打ち。その後、昇太が「パセリがしなびたところで『笑点』これまで、また来週!」と締めて、番組は終了した。
そんな大喜利メンバーの“山田隆夫イジリ”に、視聴者は大ウケ。放送後、ネットには「しなびたパセリで笑いが止まらなくなった」「確かにパセリっぽい髪形だった」「昇太師匠と円楽師匠の追撃がたまらない」など、称賛のコメントが相次いでいた。
「大喜利メンバーの“山田隆夫イジリ”は定番ですが、最近では山田が反撃するシーンも見られます。“延期”をテーマにしたお題のときには、林家たい平が“山田隆夫さんの卒業を延期します”と前置き。昇太が“えー!?”と驚く合いの手を入れると、たい平は“では前倒しします”とキッパリ回答。これを聞いた山田は、背後からたい平を突き飛ばし、“ほら、前倒し!”と言って前に倒れたたい平を指差して、座布団を勝手に持っていってしまいました」(テレビ誌ライター)――言葉のチョイスが秀逸!