加藤綾子
加藤綾子

 二宮和也(34)主演の日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)が注目を浴びている。内野聖陽(49)や竹内涼真(25)といった豪華俳優陣の共演も話題で、5月6日第3週の平均視聴率も12.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、上々の結果となった。まずはその第3週の放送を振り返ってみよう。

 前回の手術の失敗から窮地に追い込まれた高階(小泉孝太郎/39)は、スナイプの研究に躍起になっていた。そんな中、佐伯(内野)はスナイプ手術を高階ではなく、渡海(二宮)に任せることを宣言する。しかし手術当日、渡海は手術を途中でやめてしまう。スナイプを使えない患者だからという判断だった。一方、佐伯のもとには治験コーディネイターの木下(加藤綾子/33)が訪れていた。その後も、渡海はスナイプ手術が予定されている患者に、その危険性を語るなど、高階とさらに対立していき……という展開だった。

 二宮が演じる孤高の天才医師である渡海と、あらゆる策略の中で揺れる小泉が演じる高階、二人の熱い対決が見どころだったが、世間は本作が女優デビューとなった木下役の加藤綾子に注目しているようだ。元フジテレビアナウンサーの華麗なる女優転身には、ネットもざわついている。

 加藤の持つ小悪魔的な魅力が、木下というミステリアスなキャラクターを活かしているが、意外にもSNSなどの反応は手厳しい。とにかく“ミスキャスティング”“ドラマの中で浮いている”など、辛口のコメントも多いのだが、はたして加藤綾子は、このままダメ女優に成り下がってしまうのか?

  1. 1
  2. 2