笑福亭鶴瓶、「カレー」のせいでゲストと口論!?

　５月８日深夜放送の『チマタの噺』（テレビ東京系）に俳優の大倉孝二（４３）が出演。大好きなカレーについてＭＣの笑福亭鶴瓶（６６）と語り合うものの、話がまったく噛み合わずに困惑する場面が見られた。

　番組冒頭、大倉について鶴瓶が「あんな雰囲気の人好きですね、男やったら。同じぐらいの歳やったら、友達になれそうな。感じのエエ人やね」とコメント。また、ＶＴＲでは長身で強烈なキャラクターを持っていて作品に彩りを添える個性派バイプレーヤーで、シリアスからコミカルな演技まで主役を食ってしまうほどの確かな演技に定評があり、今ではドラマや映画に欠かせない存在だと紹介された。

　その後、スタッフが街の人のなにげない日常をロケするコーナーで、大阪の「げんきスパイスカレーＫＩＫＩ」店主の黒川智子さんがカレー店を始めるようになった経緯や、スパイスの魅力について語るＶＴＲを見ながら、二人はカレーについて語り合った。大倉は、時間があれば自作するという本格的スパイスカレー好きで、スパイスはカレー専門店に負けないぐらい用意しているという。一方、鶴瓶は「俺、ウチの奥さんのカレーが一番好きやわ」と、家庭的なカレーが好きだと明かした。

　鶴瓶が「ハウスのバーモントカレーとか、あんなん入れんの？　それとも自分でイチから作るわけ？」と問うと、大倉は「イチからです」と即答。そこで、鶴瓶が「俺、バーモントカレー好きやわ」と言った瞬間、大倉は「えーっ」と驚き、「もうじゃあ、まったく話す価値ないじゃないですか」と鶴瓶の好みを全否定した。それでも鶴瓶が「バーモントカレー、めっちゃうまいよ」と自説を曲げようとしないため、大倉は「知ってます」と半ばキレ気味にうなずき、スパイスにこだわったカレー作りを鶴瓶に説明すると、鶴瓶が「カレー粉はどこで入れるん？」と質問。大倉が「カレー粉は使わないです」と答えると、鶴瓶は「カレー粉使わないで、カレーの味出んの？」と驚いていた。

　これに大倉が、「インドの人、全員、カレー粉使ってると思ったんですか？」と確認すると、鶴瓶は「最後は必ずカレー粉があるやろと思たよ。（固形ルウを）削ったりして。メタルインドカレーでもそうやろ」と、関西ローカルのカレールウの商品名を挙げ、「メタル～インド～カレェ～」とＣＭソングまで歌ってみせたのだが、大倉は「ちょっと分かんないです……」と困惑するばかりだった。

「メタルインドカレーとは、大阪の大同株式会社（以前はメタル食品株式会社、２００８年５月に破産）が販売する、関西地域ではおなじみのレトロで懐かしいカレー固形ルウです。ターバンを巻いたインド人がボールと下駄を手に持ち、“おいしさにインド人もたまげた！（玉と下駄）”というダジャレフレーズが流れるテレビＣＭで、“メタル～インド～カレェ～”と歌われていました」（グルメライター）――ソースをかけるとおいしいらしいです。