ローソン「おいなりさん」わさびと金ごま、どっちがおいしい?【吉原潤一のもぐもぐグルメハンター】の画像
ローソン「おいなりさん」わさびと金ごま、どっちがおいしい?【吉原潤一のもぐもぐグルメハンター】の画像

 こんにちは! たべもの記念日研究家・フードアナリストの吉原潤一です。今回は、ローソンからの新商品「おいなりさん 金ごま」(税込140円)と「おいなりさん わさび」(税込150円)をご紹介したいと思います。

 みなさんはコンビニのいなり寿司を食べたことありますか? 最近のコンビニのおいなりさんは、バラエティ豊かで面白いです。ローソンでは、レギュラーメニューで通常の「おいなりさん3個入り」(税込200円)に加え、「おいなりさん ごろっと五目」(税込130円)と「おいなりさん うずら卵と鶏そぼろ」(税込160円)があります。特に「ごろっと五目」と「うずら卵と鶏そぼろ」は三角形の形をしており、おにぎり感覚で気軽に食べられちゃういなり寿司になっています。

■静岡県産の茎わさびがアクセント

 5月8日に新発売となった「おいなりさん 金ごま」「おいなりさん わさび」は俵型のいなり寿司が2個入っています。この2個というのがちょうどよくて、お弁当だけだと足りないなあという方にはぴったりの量です。商品名の英訳に“OINARISAN”とあり、外国人に“オイナリサン”で通じるのか! という驚きも。

 中を開けると、ななめのパックに入っています。なぜ、ななめなのだろう? と不思議に思ったのですが、食べるときに解決。このななめのおかげで、お箸で非常に取りやすいのです。

 今回「金ごま」と「わさび」を食べたのですが、個人的にはわさびのほうに軍配。静岡県産茎わさびが細かく刻まれた状態で入っていて、一口、また一口と、かみしめるたびにさわやかさが広がります。辛すぎないので誰でも食べやすいと思います。

 あと、それぞれ2個入りだったけれど、「金ごま」と「わさび」が1個ずつ入っているのがあると嬉しいかも。ランチパックにもそのような仕様の商品がありますので、これにも期待したいですね。

 いなり寿司といえば、毎月17日に「いなりの日」という記念日があります。いなり寿司用の油揚げメーカーの株式会社みすずコーポレーションが制定しました。「い~な」の語呂合わせから毎月17日にされたそうです。

 いなり寿司は江戸時代末期に書かれた百科事典「守貞謾稿」に記載があり、稲荷神の神の使いである狐の好物が油揚げであるという言い伝えからその名がついたともいわれています。地方によっては「こんこん寿司」「きつね寿司」などとも呼ばれているそうです。

 たまに食べたくなるいなり寿司。そんなときはコンビニで自分好みのいなり寿司を見つけてみてはいかがでしょうか?

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