田中圭
田中圭

 吉田鋼太郎(59)が“ヒロイン”のおっさん部長、黒澤武蔵を演じるテレビ朝日系の土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ』。5月5日に放送された第3話は、田中圭(33)演じるモテモテの主人公、春田創一が魔性ぶりをさらに爆発させていた。

 社内に好きな人ができたため、離婚してほしいと黒澤に切り出された妻の蝶子(大塚寧々/49)。第3話では、夫が寝言で口走った「はるたん」が誰なのかを探るべく、二人が働く天空不動産を訪れた。

 春田は黒澤の妻とは知らずに接客をしていたが、いつの間にか蝶子の浮気調査の手伝いをやらされるハメに。蝶子が黒澤の妻と知った後も、彼が恋心を寄せる相手が、まさか自分とは言い出せず、泥沼劇に足を突っ込んでしまう。

 そしてある日、蝶子からレストランへ呼び出された春田は、彼女から離婚の決意を固めたと聞かされると、泣きながら説得。そこへ黒澤が現れ、春田を抱きよせ「俺が好きなのは彼なんだ!」と蝶子にカミングアウトし、蝶子が悲鳴を上げるという展開で幕を閉じた。

 蝶子の参入で一気に泥沼化した第3話。春田の一挙手一投足、すべてがかわいすぎてつらいという点が、その事態を招いているように思う。

 たとえば蝶子の正体を知り、テンパった春田が、同僚の牧凌太(林遣都/27)に助けを乞うシーン。牧も春田に恋する男の一人で、前回第2話では、こっぴどくフラれてしまっている。その牧のスーツの袖をクイクイひっぱり、今にも泣きそうな顔ですがる春田は、まるで震える子犬のようなかわいさだった。

 さらに会社の飲み会で、牧が店の外で主任の武川政宗(眞島秀和/41)にどなられていたことを心配した春田は、二人の家に帰宅した際、そのことを聞き出す。しかも「俺とおまえの仲だろぉ?」と、本来なら、フった相手に言ってはいけないようなフレーズも、簡単に口に出してしまう魔性ぶり。

 この魔性ぶりは、当然黒澤にも発揮される。黒澤に手を握られたときも、むげにせず、そっと手を離し、顔は満面の笑みのまま。その笑顔を見て黒澤も笑顔になり、カップルにしか見えないほほ笑み合いを見せた。春田のこぼれるような笑顔は、見ているこちら側も叫び声を上げたくなるほどのかわいさで、ネット上も騒然となった。

 今後の展開がまったく読めないが、5月12日放送の第4話では、春田へ想いを寄せる、新たな男も明らかとなる。泥沼展開ながらも、視聴者もおっさんも、ガンガン胸キュンさせてくる春田の天然ぶりを今後も見守っていきたい。

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