BABYMETALワールドツアー「YUIMETAL不在」の異常事態が意味するものとは?
※画像はBABYMETAL公式サイトより

 世界的に人気のメタルアイドルグループ、BABYMETALに異変が起こっている。日本時間の5月9日は、アメリカはカンザスシティで始まったワールドツアーの初日だった。この前日に新曲『Distortion』が緊急発売されたこともあって、今年最初のステージがどんなものになるのか、ネットを通じた現地からの報告を世界中のファン(彼らはメイトと自称)たちが固唾を飲んで見守っていた。そこに、「YUIMETALがいない!」という衝撃的な情報がもたらされ、メイトたちの悲鳴のようなコメントが、ネット上にあふれかえった。

 実は、昨年の12月2日、3日に行われた『LEGEND-S-洗礼の儀』と題した広島公演のときも、YUIMETALは不在だった。このとき、休演が発表されたのは、公演日の初日、開演の数時間前だ。YUIMETALの体調が悪く医師から出演を止められたこと、YUIMETAL自身が公演の開催を希望したため、SU-METAL、MOAMETALの二人でライブを行うことがアナウンスされていた。

 主要メンバーの欠場という、緊急事態が作り上げる独特の雰囲気もあって、このときの広島公演は異常なまでに盛り上がり、大盛況となった。その後、BABYMETALは長い沈黙に入る。この間、YUIMETALの体調が良くなったのか悪くなったのか、そもそも体調不良の原因はなんなのか、そんなことはまったくアナウンスされないまま半年が過ぎ、今回のワールドツアーがスタートした。“新曲”や“新しいステージ構成”もさることながら、メイトにとっては「YUIMETALは元気なのか?」が、始まる前から大きな関心事となっていたのである。

 ところが蓋を開けてみると、ステージ上にメインボーカルのSU-METALとダンス担当のMOAMETALはいるものの、YUIMETALの姿はどこにもない。ステージ上のフォーメーションも大きく変わり、YUIMETALの代わりに、見慣れないバックダンサーの女性がステージをこなしている。「こんなのBABYMETALじゃない」ネット上のファンサイトなどには怒りと落胆のコメントが次々に投稿された。

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