5月10日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)にお笑いコンビ、FUJIWARAの“フジモン”こと藤本敏史(47)ら、仕事のオファーを急にキャンセルされてしまう7名の“補欠芸人”が出演。仕事がキャンセルされた理由などについて、悲痛な思いを語り、MCの雨上がり決死隊の宮迫博之(48)と蛍原徹(50)らを爆笑させた。
今回のテーマは“(仮)バラシ芸人”で、番組冒頭、蛍原が“(仮)バラシ”について、“(仮)”というのは、番組スタッフが、収録日にタレントのスケジュールを「この日に“仮”でキープさせてください」とお願いすることで、“バラシ”というのは、その“(仮)”が「なくなりました」とキャンセルするという意味の業界用語だと解説した。
すると、品川庄司の品川祐(46)が「それ(急なキャンセル)がどんなに切ないか分かりますか? 好きな番組だから楽しみにしてるんですよ。それが目の前でファ〜ンってなくなる」と、アピール。インパルスの板倉俊之(40)も、「スターには気持ちは分からない」と宮迫と蛍原をにらみつけた。
続けて、なぜ仕事がキャンセルされるのか、つらすぎる自己分析をすることになり、藤本は、やたらとスケジュールを押さえられる「闇雲に押さえ芸人」であるためだと分析。これに蛍原が、多数の仮キープが入ってくるのは人気があるからだとフォローしたが、藤本は「とりあえず仕事を入れておいた、記念受験みたいなもんです。スベるやろうけど記念に受けておこかな、みたいな」と反論した。
さらに、藤本は人気芸人の保険としてスケジュールを押さえられる「人気者押さえ芸人」であるとも自己分析。収録日の2日前なのに仮キープのままの仕事があったそうで、マネージャーに確認したところ、藤本は同期の千原ジュニア(44)の押さえ要員で、番組に出られるかはジュニア次第だと言われ、番組スタッフだけでなく、ジュニアにも腹が立ってきたとボヤき、スタジオの笑いを誘った。
「お笑いタレントだけでなく、女性タレントにも“(仮)バラシ”があるそうで、今回のゲスト、小島瑠璃子(24)が、自分に決まっていた番組の仕事が、ある女優の番組宣伝のためにキャンセルになったことがあると語っていました」(テレビ誌ライター)――つらいエピソードばかりで、関係ないのに見ていて切なくなりました。