5月13日、ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)の第4話が放送。劇中に登場した小道具の論文が、嵐のファン大いに喜ばせたようだ。
このドラマは、手術成功率100%を誇る天才外科医の渡海征司郎(二宮和也/34)が主人公。佐伯外科のヒラの医局員である渡海は、その傲慢な言動により周囲から孤立、同僚からは「患者を生かし、医者を殺す」と評されていた。
そして、佐伯外科に輝かしい経歴を持つ新任講師の高階権太(小泉孝太郎/39)が赴任。高階は、誰にでも扱えるという最新の医療機器「スナイプ」を導入したが、それに反対する渡海と対立していた。
第4話では、スナイプを用いた手術が成功したことで、高階はスナイプに関する論文の作成を進めていた。その論文の最後に記載する研究の最高責任者の名前が、外科学会理事長選に大きく影響することから、佐伯教授(内野聖陽/49)と西崎教授(市川猿之助/42)のどちらの名前を記載するのか、注目が集まっていた。
そして高階の論文が掲載された雑誌には、多数の研究者の名前が記載。その中に「Ryuhei Kagura」「Yukio Tomizawa」「Shuji Yamagiwa」「Kouya Yoshimoto」「Satoru Kamiyama」などの名前が並んでいたが、これらはいずれも嵐の二宮と櫻井翔(36)が、これまでにドラマや映画で演じてきた役名だった。
作中で論文の名前が確認できたのは、わずかな時間だったが、嵐のファンはしっかりチェックしていたようだ。ネットには「論文に書いてある名前が嵐のメンバーが演じたキャラだらけになってる!」「論文を作った美術さん、感謝します!」「翔くんの役名のオンパレードすぎる、ステキ!」「こういう細かい気遣いは、ファンにはうれしい演出だね」「論文の小ネタ……参りました!」と、喜びのコメントが相次いでいた。
「論文に登場した“Ryuhei Kagura”は、2013年公開の映画『プラチナデータ』で二宮が演じた神楽龍平のことでしょう。“Yukio Tomizawa”“Shuji Yamagiwa”は、ドラマ『最後の約束』(フジテレビ系)で櫻井が演じた富澤友紀夫と、二宮が演じた山際修司。それ以外の他の名前も、確かに二宮と櫻井が演じてきた役名ばかりでした。また論文の中にあった“Isho Sakura”は、そのまま“櫻井翔”をもじった名前のようですね」(芸能誌ライター)――ステキな遊び心!