品川祐(品川庄司)
品川祐(品川庄司)

 5月12日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に品川庄司品川祐(46)が出演し、現在の厳しい仕事状況が明かされた。

 この日は、ビートたけし(71)の独立問題で揺れたオフィス北野からガダルカナル・タカ(61)や三又又三(50)が出演。たけしなき現在、事務所では映画を撮ることができるタレントを欲しているということで、品川に白羽の矢が立ち、二人で熱心に品川をスカウトしたのだが、品川は「荷が重いですよ。たけしさんの後に俺ってショボいでしょ、そんなの」と断っていた。

 そんな中、品川庄司をよく知る男として、インパルスの板倉俊之(40)が登場。「品川庄司ほど頑張っている芸人はいない!」としながら、その理由を説明。品川の真横に座りながら「まず品川さんはとても嫌われてますよ」「品川さんは若いときにADさんに対してひどいことをしてきたと。そのADさんが、今はディレクターになって、今は壊滅的に仕事が減ったということなんですよ」と理由を説明した。

 司会の明石家さんま(62)が納得すると、板倉はさらに「だからこの(フジテレビの)湾岸スタジオなんかは、はっきり言って敵だらけのところなんですよ」「それでもやっぱりめげないんですよ。品川さんてのは」「“俺、嫌われてんのにな”と思いながらやってるんですよ。そこのすごさ!」と力説した。

 すると、ひな壇にいた狩野英孝(36)も話に参加。「この前、品川さん、14連休だったんですけど」と品川の状況を暴露した。しかし、映画を1日3本見たり、ジムに行ったり、本の執筆などをしており、「どんどん自分を追い込んで、普通に仕事をしている僕らよりも忙しい時間を作るんですよ」「頑張りやさんなんですよ」とそのストイックな姿勢を評価した。

 また板倉は、小説や映画や漫画で数々のヒットを出した功績があるにもかかわらず、仕事が少ない品川に対し「普通なら心が壊れる。でも頑張って生きてるんですよ」と、その心情を代弁。さらに「鋼鉄の心持ってますから。呼ばれてもいない『めちゃイケ』の最終回の打ち上げとかにも、その日呼ばれてないのに、行ったりできるんすよ!」と『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の打ち上げに現れたことを明かしていた。品川は「時間すげえあるから。いいでしょ、行ったって」と反論。「本を書いとけ」とさんまに言われると「本書いてもまだ余るんですよ、時間は」「映画見たって、体鍛えたって、本書いたって、まだ余る!」「言っときますけど来週も5連休ですからね!」と、かなり深刻な状況であることを報告していた。

ダウンタウンやナインティナインを輩出した吉本興業だけでなく、現在は他の芸能プロダクションも芸能人養成スクールを運営していて、毎年新しい芸人が数多くデビューします。品川庄司のような中堅クラスの実力派芸人であっても、安定してテレビ番組のレギュラーを獲得するのは至難の業。多くは劇場ライブや地方営業、副業などで食いつないでいます」(芸能誌記者)

 実力と知名度より大切なのは、人柄なのかも?

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