ダウンタウン(松本人志・浜田雅功)
ダウンタウン(松本人志・浜田雅功)

 5月13日放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)で、吉本新喜劇に挑戦。そのグダグダすぎる内容が、視聴者に大好評だったようだ。

 この日の番組では、「クソ寒い即興新喜劇をやってみよう~!!」という企画を放送。おなじみの『ガキの使い』メンバーにジミー大西(54)を加えて、「台本なし、稽古なし」という完全アドリブでの“即興”吉本新喜劇を披露した。

「うどん屋」という舞台設定だけが用意され、ジミーが店主役に決定。今回の劇を“回す”重要な役割をジミーが担うことに。

 即興新喜劇が開始されると、冒頭からジミーは「客が800人来た」など、先行きが不安になる発言をしてしまう。その後、他の登場人物がうどん屋にやってくるが、あいさつ代わりに繰り出すボケを、回し役のジミーは次々とスルーしていく。

 その後、遠藤章造(46)演じるうどん屋の娘をめぐって、お金持ちのお坊ちゃま役の月亭方正(50)と、向かいの喫茶店マスター役の田中直樹(47)が言い争う展開になるが、ジミーは流れを理解できていない様子。結局、ジミーは会話が噛み合わず、唐突に方正の頭をお盆で叩くなど、意味不明な行動に出る。

 そこに借金取りのチンピラ役の浜田雅功(55)が登場して空気は一変。しかし冒頭のジミーの発言があだとなり、“客が来ているのに借金が1000万円”という、つじつまの合わない展開になってしまう。

 そして最後に、フーテン生活から戻ってきた息子役を演じる松本人志(54)が登場。松本が借金取りに「8年(返済を)待ってもらえないでしょうか」とむちゃぶりし、それを借金取りの浜田がまさかの“了承”。そのオチで、なんとか即興新喜劇が終了した。

 そんなグダグダな新喜劇だったが、視聴者には意外にも好評だったようだ。放送後、ネットには「ガキ使、やりやがったな! 笑いが止まらん」「神回すぎて腹痛い」「このグダグダ放送事故やろ、ツボすぎる!」「ジミーを回し役にすんな」「今週のガキ使、マジでカオスやん」といった絶賛のコメントが数多く上がっていた。

「『ガキ』では、他にも“即興シリーズ”企画が存在します。過去には、“即興ウソつき旅館”“即興怪談話旅館”などが放送されました。いずれもその場で作り話をでっち上げて披露するという、むちゃぶり企画で、話が破綻したり、つじつまが合わなくなったりするのが大ウケでしたね」(テレビ誌ライター)――即興新喜劇の第2弾にも期待!

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