シンザン記念からの直行、キャリア不足という不安要素を豪脚一閃、すべて吹き飛ばした桜花賞のアーモンドアイは確かに強かった。だが、オークスの2400メートルは未知の距離。鞍上のC・ルメールは「距離が伸びていい」と話したが、父はマイル路線で活躍したロードカナロア。2400メートルでは不安が残り、▲までの評価だ。

 本命はフローラSを勝利したサトノワルキューレだ。いかにも東京競馬場向きの長く、いい脚を使えるタイプで、末脚は確か。2400メートルも3走前の梅花賞で経験済み。ここでは直線の不利に泣いて3着だったが、距離的な不安はなかった。ここ10年、差し追い込み馬は9勝。アーモンドアイ以上の異次元の豪脚で、桜花賞組をなぎ倒すと見る。

■トーセンブレスやカンタービレにも注目

 対抗はトーセンブレス。桜花賞では追い込んで4着。直線が長く、末脚が生かせる東京への舞台替わりで前進が見込める。人気になるラッキーライラックは今回も目標にされる位置取りでの競馬となる。末脚自慢の有力馬が後ろに控えていることから、馬券圏内がやっとと見て、あえて△まで印を落とした。

 ★にはフラワーCを勝利し桜花賞をパスして、ここに狙いを定めたカンタービレ。ラッキーライラックと位置取りは似るだろうが、器用さでは劣るものの、直線での爆発力はこちらに分があると見ている。あとは競馬がうまいマウレア、粘り込みを狙うオールフォーラヴをヒモに。

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