『崖っぷちホテル』、中村倫也のツンデレ演技に視聴者悶絶！

　老舗の“ホテル　グランデ　インヴルサ”を舞台に、やる気ゼロだった従業員たちの奮闘を描いたドラマ『崖っぷちホテル！』（日本テレビ系）。５月１３日放送の第５話で、競艇好きのシェフ、江口竜二（中村倫也／３１）が見せたツンデレな態度に、胸を打たれる視聴者が続出した。

　第５話では、インヴルサが新たにブライダル事業に参入することになった。しかし、岩田剛典（２９）演じる副支配人の宇海が持ってきた案件は、５日後に予定された挙式の予約だった。しかも、依頼人は海外を飛び回っているため、挙式当日まで打ち合わせはできないという。そのうえ当初は“お任せ”という条件で受けたにも関わらず、「ピアノの生演奏」「新婦入場時のマイク実況」「３ｍ４５ｃｍの特大ウェディングケーキを用意」と、次々に要望が出されていく。

　宇海はブライダル担当として、ホテルの中でも人一倍仕事に消極的な、バー責任者の枝川梢（りょう／４５）を指名。いつも酔っ払っている枝川だったが、寝る間も惜しんで式のプランを用意し始める。

　ケーキについてもしぶしぶ引き受けた枝川は、シェフの江口に作成を依頼するが、時間がなさすぎると拒否されてしまい、枝川は「なら業者に発注するからいい」と冷たい返答をしてしまう。

　後日、江口が厨房に入ると、そこには大量の卵をかき混ぜる枝川の姿が。枝川は外注発言を謝罪し、依頼者のために、なんとしてでも特大ケーキを作りたいと、自ら厨房へ立った理由を明かした。

　最初は謝罪を受け入れなかった江口だが、枝川の熱心な態度に動かされ、総料理長の鳳来ハル（浜辺美波／１７）が助っ人に呼んだ、ハルの調理師専門学校時代の同期らにも指示を出す。そして、枝川に「こんなダラダラなメレンゲじゃ使い物になんねぇだろ……」とダメ出しをしつつ、「あんた他にやることあんだろ？　そっち行っとけ」と、ケーキ作成を引き受けた。枝川は、江口の優しさに涙を浮かべながら「くっさ……」と苦笑い。厨房のみんなも笑うと、江口は「は!?　 べ、別にそ……そういうアレじゃねーし！」と照れてみせた。

　この江口のツンデレな態度に、視聴者も悶絶。ネットには「これだけで今週も頑張って良かったなって思いますね」「ツンデレ江口さんが落としにかかってくる……」「このほほ笑み方大好き」「今日イチの好きなシーンは江口さんがツンデレ発揮するところ」「口の端だけで笑う倫也くんかわいすぎ」との声が上がっている。

「中村は、７日の週から朝ドラ『半分、青い。』（ＮＨＫ）にも出演中です。現在公開中の映画『孤狼の血』、Ｈｕｌｕで配信中のドラマ『ミス・シャーロック』にも出演と、出ずっぱりです。今年の夏にかけて、さらにブレイクしそうな気配で、業界内でも注目度がグンと高まっています」（芸能誌ライター）

　主演ではないものの、目が離せない名物キャラを演じることの多い中村。『崖っぷちホテル！』での活躍にも注目。ドラマ後半戦にも期待がかかる。