フードプロセッサーの底には鋭い2枚の刃。スイッチを入れればそれが高速で振り回され、たまねぎは一瞬でみじん切りに、魚の骨やナッツでさえ粉々にする。私の指などいとも簡単に、皮も肉も切り裂かれ、露出した骨も砕かれていく。あーあ、もう無理だ。二度と元には戻らない。豚の挽肉に紛れて、もうどれが自分の指なのか…


あわせて読む:
・ラッキールチアーノ末裔・マフィア自叙伝が出版