５月１７日放送の『アウト×デラックス』（フジテレビ系）に、お笑い芸人のくじら（４３）が出演し、女優の遠野なぎこ（３８）を号泣させる場面が見られた。
この日は、恋愛相談の仕事を手がけるなど“恋愛マスター”としても知られるくじらがゲストとして登場し、タレントのマツコ・デラックス（４５）や遠野、タレントの矢部みほ（４０）らとさまざまなトークを展開した。
くじらはマンツーマンで恋愛相談ができるＬＩＮＥの登録者が７０００人を突破し、今年３月に出版した恋愛指南書『世の中には、誰とでも幸せになれる人と、誰といても幸せになれない人の二通りしかいない。』（宝島社）が、アマゾンの恋愛本ランキング１位を獲得するなど、芸人としてよりも恋愛マスターとして大活躍している。そんなくじらの人気ぶりを知るべく、番組ではくじらの恋愛相談イベントに密着し、そのＶＴＲをスタジオで紹介した。
くじらが「恋愛はずっと見切り発車でいい」「一緒にいるっていう以上の愛情表現って、俺はないと思う」と親身になって相談者にアドバイスする様子が映し出されると、そのキザなセリフに、マツコらは爆笑したのだが、遠野は「（くじらの言葉が心に）突き刺さりました」と大号泣。遠野によれば、ＶＴＲに登場した相談者と同じように、自分を卑下し、恋愛に踏み出せないでいたそうで、「人に相談するって、こんなに気持ちが楽になるんですね」と涙を流した。
そして、「私、幸せになれますか？」という遠野の質問に、くじらが「幸せっていうのは、なれるかなれないかじゃなくて、自分で“幸せになる！”って決めるっていうことだから」とアドバイスを送ると、遠野は「ありがとうございます！」「こんなに響くと思わなかった」とくじらに感謝した。
続いて矢部が、ひねくれた性格の交際相手について「どう調教したらいいんだろう？」とくじらに質問。それに対し、くじらが「調教っていう考え方がダメですよ！ 愛は支配じゃなくて尊重だから」とアドバイス。するとこの言葉に、遠野は「愛って支配じゃないんだ。知らなかった」と再び泣き出し、スタジオの笑いを誘っていた。
「遠野は放送の翌日、自身のブログで番組の録画を見直して、再び泣いたことを明かしていました。ブログによると、くじらの恋愛指南書を熟読し、“幸せから逃げてきたこと”を再確認したそうなので、これからは恋愛に積極的になるかもしれませんね」（芸能誌記者）――今度こそ幸せになれるか!?
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