がんに効く!【病院編】
- (1)がん研究会有明病院は人工知能を用いて胃がん発見システムを開発。精度は98.6%。
- (2)がんになったら、セカンドオピニオンを求めよう。別角度からの意見も参考にしたい。
- (3)セカンドオピニオンでは最初の病院から紹介状や検査結果をもらう。体や財布の負担減になる。
- (4)セカンドオピニオンでも納得できない場合に、サードオピニオンを求めるケースも増えている。
- (5)セカンドオピニオンを繰り返して自分の希望を引き出すのは厳禁。誤った治療を導くことも。
- (6)がんになったらがん相談支援センターを利用したい。無料で精神的なケアもしてくれる。
- (7)がん相談支援センターは、がん患者だけでなく、患者の家族や一般の人も無料で利用できる。
- (8)「がん診療連携拠点病院」は国が「質の高いがん医療を提供」と認めた病院。全国に約400ある。
- (9)がん治療は病院の中でのチームプレー。病院選びが重要で、名医だけに固執する必要はない。
- (10)病院の姿勢や体制はそれぞれ違うので、死亡率だけで、がん治療の良し悪しは判断できない。
- (11)病院によって、進行具合や部位などで得意分野が異なる。病院選びの判断材料にしたい。
- (12)手術件数の多さは医師や病院の経験値に直結。不測の事態の対応力にも関連する。
- (13)総合病院であれば、合併症の併発時の対応や治療でも“専門家”が対応してくれる。
- (14)「余命」に医学的根拠はない。自ら医師に聞く必要はないし、宣言されても気にしないこと。
がんに効く!【体内編】
- (1)男性の場合、肥満度の指標であるBMI値が21.0~26.9で、がんリスクが低下と判明。
- (2)大腸がんリスクを「確実」に高める要因として、肥満に加えて「高身長」がある。
- (3)がんの遺伝的要素は世界的に指摘されている。特に前立腺がん、大腸がん、乳がんが顕著。
- (4)遺伝性のがんのリスクは検査可能。病院で行う方法と郵送キットで行う2種類がある。
- (5)体温の低下は×。がんが活発化する体温は35度。37度前後でリスクが減少するとされる。
- (6)がん予防には免疫力の向上が不可欠である。良好な血行や規則正しい生活は、そのため。
- (7)国立がん研は血中ビタミンD濃度が上昇すると、がん罹患リスクが低下すると究明。
- (8)「睡眠負債」と、がんリスクには強い関係が。ストレスやホルモンバランスが影響か。
- (9)東北大学の調査では、睡眠時間が7時間未満の男性では前立腺がん発症率が1.38倍になる。
- (10)国立がん研の調査で、ストレスとがんリスクの関係が判明。免疫機能を低下させる可能性。
- (11)自覚ストレスのがんリスクは男性に顕著。全がん罹患で11%、肝臓がんで33%も高い。