5月21日放送の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の第7話に、女優の前田敦子(26)と俳優の中尾明慶(29)が出演。そのぜいたくな起用法が話題になっているようだ。
このドラマは、3人の詐欺師たちが欲にまみれた人間から大金をだまし取っていくという物語。今回、詐欺師のダー子(長澤まさみ/30)は、リチャード(小日向文世/64)の知り合いで、服役中のスリ師である矢島理花(佐津川愛美/29)が、資産家の与論要造(竜雷太/78)の娘だという情報をキャッチ。その資産を狙い、ダー子は理花になりすまして要造に接近する。
要造の家には、理花の兄姉にあたる祐弥と弥栄がいたが、実は彼らも要造の資産を狙う巣鴨キンタ(岡田義徳/41)とギンコ(桜井ユキ/31)という詐欺師。ダー子は、この詐欺師2人の前に本物の祐弥(中尾)と弥栄(前田)を連れてきて、引き合わせる。
要造の実の子どもたちは、要造が株で失敗して全財産を失ったことを告白。弥栄は「(資産があるというのは)孤独な老人の虚言」と言い、資産がない証拠を示す。
この事実を知ったキンタとギンコは要造の家を去っていったが、これはダー子が仕組んだ策略。中尾と前田が演じた祐弥と弥栄は、実はダー子が連れてきた偽物だった。
そんなわずか数分のシーンのために、中尾と前田という人気俳優を起用したことに、多くの視聴者がビックリ。放送後、ネットには「あっちゃんと中尾くんのなんとぜいたくな使い方よ」「こんな起用ができるなんて、恐るべき月9。恐るべきフジテレビ」「あっちゃん、まさかのなりすまし役」「知名度の高い役者をこんな役で使ってくるなんて、さすがだわ」といった、今回のキャスティングへのコメントが多数上がっていた。
「このドラマでは毎回豪華なゲストが登場していて、第5話には、俳優の山田孝之(34)が出演しています。山田はダー子たちに協力する特殊造形師の役だったんですが、なんとこれが“チョイ役”。出番は番組終了前のほんの数分だけでした。本編の中で、山田演じる造形師が“仕事は選ばない主義だから”と言っていましたが、まるで山田本人のことを指しているようなセリフでしたね」(テレビ誌ライター)――次回の出演者にも注目!