小泉今日子
小泉今日子

 2018年3月、女優で歌手の高橋由美子が妻子ある実業家と不倫関係にあることが報じられた。高橋は最終的に「理性を欠いた時間を過ごしてしまったのは確かです」というコメントを発表している。しかし、ラブホテルに入る様子が撮られたスクープ写真について直撃された際には「それってつきあってることになります?」など、逆ギレともとれる応対をした。

 高橋は、17歳から22歳まで14歳年上の既婚男性と5年間不倫していた過去を公表している他、約10年前も、大物俳優と不倫関係にあったという話も聞こえてくるため、今回の報道と合わせると3回は不倫を繰り返していることになる。“20世紀最後の正当派アイドル”とまで評された高橋が、実は根っからの不倫体質の持ち主だったとは思いたくないが、芸能界には、他にもまだまだ注目すべき30代、40代、50代の不倫美女たちが存在する。

 先日、女優業をしばらく休養すると発表した小泉今日子もその1人だ。18年2月、事務所からの独立発表と同時に、前代未聞の“不倫宣言”を行った。”不倫宣言”の中で、小泉は交際相手の豊原功補について「同じ夢を追う同士」であり「一部の週刊誌などで報道されている通り恋愛関係」にあると、はっきり述べている。小泉は04年に俳優の永瀬正敏と離婚が成立しているが、相手の豊原は妻子ある既婚者だ。二人の交際が発覚したのは15年3月のことだった。小泉の“不倫宣言”を受けて開かれた会見の中で、豊原は「家族とは3年近く以前より住まいを別にして」いるとし、自身の結婚生活がすでに破綻していることを匂わせたが、妻との離婚協議は開始しておらず、小泉とは同居をしていないことも明らかにしている。

 女優の斉藤由貴も、今までに3回の不倫が明らかになっている。結婚23年目だった17年8月に発覚したのは、5年におよぶ既婚主治医とのダブル不倫だった。報道の過程で、ツーショット写真やキス写真、相手の医師が斉藤の下着を頭にかぶった過激な写真まで流出してしまった。会見で、医師に対して異性としての好意があったかどうか聞かれると、斉藤は淡々とした様子で「好意はあるから、手をつなぐ的なことはあるんだと思います」と答えている。

 最初の不倫相手は歌手の故尾崎豊さんで、1991年当時、まだ未婚だった斉藤は「私と彼は同志みたいな感じ」とコメントして世間をざわつかせた。尾崎との不倫から2年後にあたる93年に発覚した2人目の不倫相手は、タレントの川崎麻世だった。このとき川崎が行った釈明会見には、妻のカイヤが同伴し、恐妻家としてのブレイクに一役買ったのは記憶に新しい。その一方で斉藤も会見を開いたが「はっきりと自分のうかつさと軽率さを思い知らされた」「前の人(尾崎豊)とのことがあったにもかかわらず、学ばない人間なんだな」などと粛々と反省の弁を述べていた。

 2017年の12月に不倫報道が出たのは、女優の藤吉久美子だ。大阪、朝日放送の既婚プロデューサーとのダブル不倫が明るみに出ると、結婚して22年目になる夫でタレントの太川陽介が「誰が聞いたって、クロだと思いますけどね。世間から厳しく見られるけども、僕が守る」と、神対応を見せて好感度をアップさせた。その後、藤吉自身が取材に応じカメラの前で号泣しながら、恋愛感情も不倫関係も全否定し、プロデューサーとは「もう会いません」とコメントしている。

 フジテレビの秋元優里アナウンサーも、既婚プロデューサーとのダブル不倫が報道された。局アナ同士の結婚というタブーを破ってまで入籍にこぎつけたのは、俳優の生田斗真の実弟で、後輩の生田竜聖アナだった。しかし、16年にスクープされた同じ男性との不倫がきっかけで別居し、18年の1月には竹林での車中デートを『週刊文春』に報道され、ダメ押しという結果に。18年4月に離婚が成立した。秋元アナは、この騒動で『BSフジLIVE プライムニュース』『ワイドナショー』など、出演番組をすべて降板した。

 世間から批判され、職を失ったり家庭崩壊したり、甚大な被害を被ることは誰だって分かりきっている。それでも不倫してしまうのは、人間の性(サガ)!?

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