■春田と牧のデートはデレシーンがいっぱい…！
二人のデートシーンも、視聴者が思わずニヤけてしまうような、田中圭のデレ演技が連発された。春田の服が「ダサい」と、牧が服を全部コーディネートしたのだが、その際「じゃ、今度から牧に全部選んでもらおうかな」と、デレデレ。さらにラーメン屋に誘った場面でも「牧と行ってみたい店あったんだよ！」と、ふだんから牧のことを考えているというようなセリフをさらりと放つ。
この言葉を聞いた牧は、いとおしそうに春田を見つめて最高の笑顔に。この表情とやり取りには涙が出るほどにときめいた視聴者も多かったんじゃないだろうか。
しかし、幸せな時間とは裏腹に、男同士のつきあい方に慣れてない春田の、無自覚な残酷さが牧を苦しめたのは事実である。たびたび春田が見せる過剰反応と「誰に見られてるか分からないだろ」という突き放したような言葉は、牧の気持ちを思うと切ない。ただ、牧が春田を一途に想う気持ちが、今回のラストに実を結び、春田に「牧と一緒にいることは、俺にとって全然恥ずかしいことじゃないから」と言わせた。このセリフを言った春田は、今までになく真剣な顔で、これからへの覚悟が表れた瞬間だったように思う。
第６話では、本作のヒロイン（？）である黒澤部長（吉田鋼太郎／５９）が、元妻の蝶子（大塚寧々／４９）とタッグを組み、春田へ猛アタックを再開する。視聴者が描く推しカップルはさまざまだろうが、最終的にどんなカップリングに落ち着くのだろうか。いろいろ妄想しながら、残りのストーリーを楽しんでいきたい。
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