5月23日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(日本テレビ系)で、伊達政宗が所持した名刀“燭台切光忠”を特集。そのことがツイッターでトレンド入りするほどの大反響を呼んだ。
この日の放送では「日本列島 記念館の旅」と称し、俳優の大野拓朗(29)が岡山県瀬戸内市にある「備前長船刀剣博物館」を訪問。
今回は、4人の刀剣マニアが大野に同行して、さまざまな刀剣を見学。その中で、刀匠の光忠が作成した、伊達政宗の刀が紹介された。刀で切りつけた際に、勢い余って近くにあった青銅の燭台まで切り捨てたという逸話から、“燭台切光忠”というニックネームがついたのだという。
しかし、その政宗の刀は、“燭台切光忠”の異名を知った徳川家によって奪われ、徳川家の蔵で保管されていた。関東大震災で刀自体が焼失したと思われていたが、3年前に水戸の徳川ミュージアムに保管されていることを発表。今年の1月には復元刀が完成して一般公開された。
そんな“燭台切光忠”にまつわるエピソードを紹介していた刀剣マニアの女性は、感極まったのか涙目になり、大野から「ちょっと涙ぐんでません?」とツッコまれていた。
この名刀を特集する番組は、ネットでまさかの大反響を呼んだ。「日テレさん“みっちゃん”出してくれてありがとう!」「番組で“みっちゃん”紹介されてトレンド入りしてる」「“みっちゃん”テレビ出てるじゃん!」「“みっちゃん”がついに地上波デビュー!」「“みっちゃん”がみんなの目に触れてめっちゃうれしい」など、燭台切光忠のことを“みっちゃん”の愛称で呼ぶ刀剣ファンから、多数のコメントが寄せられていた。
「燭台切光忠が“みっちゃん”と呼ばれているのは、刀剣育成シミュレーションゲームの『刀剣乱舞』の影響だと思われます。これは“刀”を擬人化したゲームで、燭台切光忠は眼帯をしたイケメンキャラとして登場。そのゲーム内で、燭台切光忠は“みっちゃん”という愛称で呼ばれることから、刀剣ファンの間でその呼び名が定着したようですね」(ゲームライター)――女性ファンから大人気!