5月23日放送のドラマ『特捜9』(テレビ朝日系)に、落語家の春風亭昇太(58)がゲスト出演。まさかの本人役で、視聴者を騒然とさせた。
このドラマは、かつて「捜査一課9係」に所属していたメンバーが、「特別捜査班」として再編。宗方朔太郎班長(寺尾聰/71)のもと、主人公の浅輪直樹(井ノ原快彦/42)をはじめとする個性的な刑事たちが、さまざまな事件捜査に臨むという物語だ。
今回、特捜班のメンバーは、不動産会社社長が遺体で発見された事件を捜査。青柳靖(吹越満/53)と矢沢英明(田口浩正/50)は、事件当日の社長の足どりを追って、行きつけのスナックに向かう。
するとスナックが入ったビルの入り口付近で、二人は昇太に遭遇。カジュアルな服装の昇太が足早にビルから去っていくのを見届けると、青柳は「そうだよな?」と尋ね、矢沢も「そうですね」と同意。二人は昇太本人であることに驚く。
さらに後日、青柳と矢沢、そして浅輪がスナックを訪れると、今度はちょうどスナックから出てきた昇太と再会。浅輪は、昇太を指して「ふだんは着物着てないんですね」とつぶやいていた。
そんな意味深に思える昇太の出演シーンだったが、結局昇太は事件には無関係。放送後、ネットには「ご本人としての登場なの?」「チョイ役でびっくりした」「この衣装、私服かな?」「昇太はスナックの常連なのかよ」「遊び心たっぷりの回だったな」と、大物落語家が“チョイ役”で出演したことに反応するコメントが続出していた。
「『特捜9』では、毎回のように小ネタが散りばめられており、視聴者から好評のようです。第2話で流れた挿入歌『愛人ホテル』は、このドラマのために作られたオリジナル曲で、作詞を番組スタッフが担当したことが番組ツイッターで明かされました。そして第7話のスナックのシーンで、ママがカラオケで歌っていたのも、この『愛人ホテル』でしたね」(テレビ誌ライター)――今後のサプライズ演出に注目。